【ガルパン】最終章劇場版3話ネタバレ感想

2021年3月に公開された『ガールズ&パンツァー 最終章』第3話を観てきました。前回同様2回観ました。

今回も心の底からおもしろいと言える出来で、次の4話(1,2年後)が楽しみです。

【最終章2話ネタバレ感想】ガルパン(のキャラ)は(かわ)いいぞ!

2019.06.25

第1話が2017年12月、第2話が2019年6月公開だったので、今回も1年と半年(+3ヶ月)ほど間があきました。劇場版からすでに5年が経ってる…。

が、ようやく折り返しなので、全国のガルパンおじさん、あと5年は生きていて。。

ここから下はネタバレ込みの感想です。

VS知波単学園続き

まずはオープニングの『Grand symphony』

2017年から流れてたこの曲も確か3話で交代なので、今回が最後です。サビのところで出てくる花火のカットが印象的でした。

2話で急激な成長を見せた知波単の戦いからですが、戦いは12時間以上、徹夜で行われることに。

いちおうこの作品のキャラクターって高校生なのに夜間活動とかもしちゃうのね…というのはSF(そこはフィクション)なのでスルーの方向です。

華さんは目薬を装填、沙織は受験勉強でも徹夜したことないと大洗ではなかなかない展開。しっかりコーヒーを準備する秋山殿と砂糖とミルクをたっぷり所望する麻子、眠気を全く見せない西住元隊長などこういうところでも情報量が多いのがGIRLS und PANZER…。アリクイチームは24hプレイ可能といいつつ筋肉は持久戦に不向きそうとか思ったり思わなかったり。

知波単は打倒アンコウということで西住殿に照準を合わせる。確かにアンコウを叩ければ大洗は総崩れしそうだから作戦としては理にかなってる。さすが西隊長であります。風が吹けば桶屋が儲かる作戦はことわざの意味的にどういう意味だろう?と思ったけど、アンコウを崩せば大洗が崩れるとかそういう意味だろうか?

大洗が知波単に距離を詰めて残り130mのときに西住殿が動揺してたのは相手が想定よりも逃げていなかったからだろうか、実際100mで閃光弾?放たれてましたしね。

川辺で再び出てきた水陸両用戦車は足場に使ったり使われたり、橋を壊したりと大活躍でした。そうやってアンコウを追い詰めるも麻子の神業運転テクで待ち伏せされてしまい、アンコウの強さが際立っていました。飛んでいった水陸両用戦車の頭を女子2人が手分けして運んでたときはそんなに軽いの?と思ったりもした。

その後、西住殿は暗闇に目が慣れず細目になっていたので麻子と交代(決して嫌な顔をしていたわけではない)。夜型で視力のいい麻子のおかげで回避やルート確保ができ、運転も秋山殿が交代で行うというアンコウのチームワークのよさが出てました。さらにパンツァーハイ(ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!! )になった秋山殿が数年ぶりに見られた貴重なシーンでもありました。

そんな中でフラッグ車を追っていたアヒル殿とそれに気づいた福ちゃんとの一騎打ち。アンツィオ戦の幼馴染対決みたいな魂のバトル。さいごはアヒル風船の前後の読み合いを制してアヒル殿を撃破するけど、そのときの福田のやりきれない顔がまたよかった。

ウサギさんも善戦してた。戦闘だといつも火力不足が出てしまうの。

そして西住殿のチョウチンアンコウ作戦。要は完全に囮になって他の戦車への注意を逸らすというやつだと思いますが、最初からアンコウ一点集中の知波単はすぐにかかっていきましたね。

そして数台がかりでアンコウを撃破したところでカメさんが決めてストーリーが進む展開に。

知波単学園戦は2話の後半と3話の前半を使ってじっくり描かれていましたが、とてもアツい戦いでした。

アニメ版では大洗は弱小校からの成り上がりがテーマでしたが、最終章では王者として狙われる存在に一転していたのがこの作品が飽きない理由かもしれず、特に知波単は劇場版のときには、突撃馬鹿、弱い、というイメージがあったからこそ、今回おぞましいスピードで成長していくところに惹きつけられました。

さらに王者の立場でありながらも勝つために地形を活用したり、変幻自在な戦法を打って出たりする大洗(西住殿)もさすがで、最終章2話で知波単を囲いこんでたときは、どっちが敵役かわかんねえなって気持ちにもなりました。

そこで今回の勝敗を決めたのは主役か主役じゃないかくらいの差くらいで、知波単サイドのストーリーだったらもはや勝ってたなと思うところでした。

しかし、肝心なところで抜けてる西隊長の好感度はさらに増したので人気戦略的にはありかも。あと、アンコウの旗が上がるのを確認するシーンで西隊長の谷間に目が行ってしまう…。

ちなみに、1回戦で戦ったBC自由学園のマリー隊長はOG(アズミ先輩)の前でも自分を曲げないところが隊長でしたね。ケーキがないならカランバールでも食べてなさい(日本的にはチョコバットでも咥えておけみたいな感じ?)と言われながらも最後にはしっかり熟睡。

勝敗が着いた頃には朝日が差し込む時間。観客のみなさまも含めてお疲れ様でした。

知波単のひとたちは始発電車(?)で帰艦。福田のやりきれない顔の理由がちゃんと解説される。そしてちゃっかりバレー道に誘われる福田。

感謝の謝は写真の写なのか射撃の射なのかはともかく、しっかり辞書を引くよう教育をする西隊長はやはり西隊長。

とこんな感じで知波単戦は終了。

その他の2回戦

あとはガルパン常連校どうしの潰し合いとなります。

大洗学園艦ではまずサメチームが海賊旗を下ろす。ここからが活躍シーンですかね。(1回戦でも足場に使ったり活躍してたけど)

準決勝からは15両準備できるのに対して、大洗は9両しかいない。数の不利は王者になっても否めない。

桃先輩は辛いのが苦手にも関わらずハバネロクラブをショットで飲み干す男前さを披露。これも地道で大切なコミュニケーションのひとつ…。

卒業アルバムの制作シーズン。自動車部の3人、ぴよたん、そど子と、会長たち以外にも卒業する戦車道部員が結構いた。ぴよたんの本名の日吉葵って3話で初披露だったんですね。

同じく卒業生でもあるカチューシャ様のいるプラウダと新生黒森峰との対決から2回戦のハイライト(?)シーンへ。

第2話からやっていたカチューシャ様の手影絵はマイブームとのこと。ロシア語の勉強に力を入れろよと陰口を言うネイティブムーブ。

黒森峰の戦法は対策済みのプラウダが優勢に立つも、新生黒森峰の戦法にやられてしまう。

劣勢のときにイライラしてたエリカが、急に元隊長との回想シーンで悟りだす展開は目の周りの影がスッと消えていく表現なども含めてとてもわかりやすかったです。

西住姉の助言もそうですが、黒森峰の従来のやり方を崩すことができたのは西住妹に前回覆されたからというのがあるからだと思いました。おかげか、フィニッシュを決める時のてぃやー!の掛け声や、勝ったときに素直にやった!が言えたりと、戦車道を楽しむ精神も持っているようです。

アンツィオVS聖グロでは、オレペコさんやダー様に手応えがないだの紅茶のおかわりが不要だの散々言われてしまい、逆にそのセリフは敗北フラグか?と思ったのですが、そんなことはなかった。

アンチョビに世界一不味い飯の学園艦と言われてて、モチーフの国はともかく、あのダー様のいる学園の飯が不味い…だと…?という気持ちにはなった。もしかしたら紅茶とお菓子以外は摂取しないのかもしれない…?

大洗との決勝(に上がるつもりで話してる)相手は、まだ公式戦をしていない聖グロか覚醒した黒森峰か予想が難しいところですが、3話の覚醒エピソード的に黒森峰と再戦しそうな雰囲気はありました。

そして準決勝の相手が継続かサンダースかという戦い。

ストーリーの流れ的には継続が勝つとは思ってましたが、なにやら継続にもファイアフライのような超遠距離攻撃ができるっぽい。ミカさんは合図のときにヨーコ(ヨウコ)と言ってたから新キャラの名前がそれっぽい。

ウサギさんチームは某ハンバーガーフードを食べながらの観戦。唯一大穴を当てた紗希はずっと右上を向いていたけどそっち側にモニターがあったのだろうか?にしても武部のそのガラケー(INFOBAR)逆にレトロ派なのかもしれない。そして久しぶり(劇場版ぶり)に聞いたアリサのたかしネタ。

そういえば継続のBGMのアレンジが以前のと変わってたなーというのは感じました。

VS継続高校

試合前日、急に登場するおっさんはウサギチームの映画トレーニング。カバさんエルヴィンのおすすめで戦車は出てこないらしいがきっとヒントが発生するはず。

継続高校の試合前シーンも出ており、なにやらクリスマスっぽい感じでミッコがグルメを堪能しながらもミカとアキで雪だるまを作るなどをしていました。(卒業シーズンだからクリスマスとは関係ない…?)

そして開戦の挨拶へ。よろしく(ポロ〜ン)はさすが隊長。隊長はどの学校でも個性を貫かないといけないらしい。

今回はアリクイさんチームがフラッグ車。

最初から継続お得意のヒットアンドアウェイなゲリラ戦法が光ります。継続は貧乏というイメージがあったからちゃんと戦車の数が十分揃っているのに驚きました。準決勝では15台使えるらしいので必要数揃ってるんでしょうね。

体制を立て直すために村へと向かう大洗。この村は廃村なのか戦車道用に用意されたものなのか、それとも村の住民を一時的に避難させてるのかが気になる今日この頃。

村へ行くと継続もやってきて、追う隊と護衛する隊に分隊され、村にもともと潜んでいた戦車に囲まれるという完全に罠に引っかかった感じでした。

そしてフラッグ車を守りながら追っていた隊と合流しようとし、一気に5両撃破したところで相手の真打ちが登場。

うちには魔女がいるんだよ。白い魔女がね。と能登さんボイスがとても迫力を増しており、そんな中で1km先から新キャラのホワイトウィッチくんが初手でアンコウを撃破。

ここで4話へ続く。

終わりに

アンコウを倒せば大洗は総崩れすると的確に言ってのけた知波単学園が試合の最後でようやく倒せたアンコウ車を継続戦では初手で潰されるという展開…。アツすぎる。

いままでアンコウ車は詰めの際の囮として倒されることはありましたが、初手で潰されることはなかったので西住殿の指揮系統も切断されたってことですよね?エースが故障したワンマンチームみたいなものですよね?うわぁ…。

これは大洗の真価を発揮するしかない展開ですが、その真価が見られるのはまた1〜2年後…。繰り返しですが、ガルパンおじさんはあと5年生きて…。

3話の総評としては、福ちゃん(知波単)の成長やエリカの覚醒を観て、(元)会長の言う「戦車と同じように時間もみんなも前に進んでるんだよ」というセリフが強く響きました。泣きアニメです。

うーん、ガルパンはいいぞ。(終わりの挨拶)

3 件のコメント

  • どうもはじめまして。ガルパン最終章のことでネットを漁っていたらこのページに来ました。自分も最終章をこの間観ました、やはりガルパン最高です。知波単はあと一歩というところだったのに惜しかったですよね、個人的には応募してました。さて、継続戦ですが絶対的エースのあんこうがやられてこの後どうなるか気になっています。1年生達のリーダーの澤が仕切るんでしょうね、いちおう隊長だけど河嶋はここまで役にたってないからむしろいなくていいんじゃないかと思っています。お返事くれたら幸いです。

    • コメントありがとうございます!
      次回で1年生ーズが頑張る展開は想定してませんでした(というか何も想定していなかった)
      河嶋先輩は確かに戦略に秀でてる感じでもないでしょうからチームメンバーで支え合っていく感じになるんでしょうね。ただただ楽しみです。

  • お久しぶりです、この間4DX観てきました。臨場感ハンパなかったです、ガルパンはやっぱり4DXで見たほうが迫力あります。
    さて、無限軌道杯準決勝の結果を予想してみました。
    聖グロ⚪ー×黒森峰
    エリカが成長したのはわかるけど、ダー様に勝つのが想像できないです。
    継続⚪ー×大洗
    絶対的エースがやられた大洗、ミカ隊長も謎が多いスナイパーヨウコも健在な継続、勝てる要素がほとんどないと思います。
    これは想像ですが、あんこうチームがやられたのは今までずっとみんなみほに頼りきりだったから、「いつまでもみほに頼ってばかりではいけない」という水島監督の気持ちの現れなのかもしれないですね。

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