モンハンやったことないけどモンハンの映画を観てきました
— Setsu&P (@tatitutetotato) March 27, 2021
映画の予告編で見て興味があったので観てみました。
主演がミラ・ジョヴォヴィッチのやつです。
ゲームの方は一度もやったことがありません。
公開日に新作ゲーム(ライズ)も発売されてましたが、そしたらメイン層はゲームやってるからなのか劇場はかなり空いてました。
ここからは映画の内容も含むので、ネタバレを踏みたくないひとは気をつけてください。
あらすじと感想
ここからはネタバレがあります。
話の内容としては、現実世界の救助隊がモンハンワールドに異世界転生するお話です。
そのおかげでモンハンワールドに現代兵器とかが出ててカオスでした。
最初数人の救助隊が迷い込むのですが、結局残ったのはミラ・ジョヴォヴィッチだけで、なんかよくわからないままモンハンワールドの原住民(ハンター)と共に砂漠を越えてました。
砂漠を越えるのにディアブロスがうろついているので原住民も立ち往生していたわけですが、協力して戦ったあとはなんかよくわからないままリオレウスと戦ってました。
つまりは、ストーリーを気にせずに戦闘シーンを楽しむ作品なのでしょう。
ストーリーを気にしなかったので映画作品としておもしろいとは思いませんでしたが、退屈すぎて帰りたくなるほどではなく、総じて言えば微妙な感じでした。
戦闘シーンでのモンスターは迫力があってよかったと思いますが、迫力があった分、生身の人間でよく戦えたなと思ってしまい、現代兵器もあるから余計にアンバランスさを感じました。
それに加えて、モンスターと関係ないシーンが多かったのも気になりました。人どうしのアクションシーンなんかはこの作品に求められてなかったはずですし、がんばって砂漠を越えるシーンもカットしてよかったのでは?
それなのに、ミラジョヴォと原住民(ハンター)の2人以外が出てくるのが映画の終盤だったり、リオレウスとの戦いはなんかよくわからないまま決着がついたりと尺調整が雑な印象を受けました。
観る前は、この映画を観てモンハンのゲームがやりたくなったら時間足りなくなってヤバいなーと心配しましたが、プレイしたい欲は全くそそられませんでした。
珍しく吹き替えで観ようかなと思いつつも上映時間の都合で字幕版を観ましたが、原住民が英語とは別の言語をしゃべっていたので字幕版で正解だったかもしれません。吹き替え版だとどうなるのか気にはなりますが、この映画をもう一度観る気にはならない。
唯一ワクワクできたのはディアブロスを倒すのにネルスキュラの毒を武器に染み込ませるときでした。モンハンはやったことないけど素材とかを集めて武器を強化する作品だという認識はあったのでようやく武器メイクっぽいのがきたなという印象でした。
そして、ディアブロスを倒したあとに主人公がディアブロスの皮を剥ぎ取るシーンがあり、ここでも新しい武器か防具でも作るのかな?とワクワクしました。ワクワクしましたが、裏切られました…。そりゃないぜって感じです。(ソリだけに)
さいごに
この映画、実はモンハンをやっていたら面白く感じられるのか?と一瞬思いましたが、おそらくそんなことはなさそうでしたし、視聴後に他の感想を見るとおおむね微妙な感じでした。
そもそも全体的にモンハン要素が少なかった気がします。モンハンならではの世界観とかをもっと見せてくれればよかったですが、モンハンのモンスターがいるくらいしか特徴的なところがなく、お肉を焼くシーンやアイルーのシーンも宣伝用に用意された分くらいしか出てこなかったです。
決してひどい作品とまでは言えませんが、よかったとは言えないこの微妙さ…。