【ミリアニ】劇場先行上映第1幕ネタバレ感想

ミリアニ第一幕の感想を思い出せるところを交えながら。

完全ネタバレ込みの感想です。

2回観た時点での感想ですが、もともと曖昧な記憶だったり、書いているうちに時間が経ってさらにあやふやになっているところもあるのでご了承ください。(そして3回目もキメました)

1話 夢ってなんだろう回

まずはアイドルになる前の未来ちゃから登場。さなぎが蝶になる演出はこの先の暗示となる感じですが、ミリオンライブのマークとかかっているのでナチュラルに感情(エモ)。

そして未来ちゃは実は色々できることが判明。八宮めぐるさんみたいだけど向うは戦力的な部分も大きいのかな?ゲッサンだとマネージャーばかりやってるイメージだったからプレイヤーとしても助っ人してるんだってなりました。

弓道とか卓球もしてるんだ!というか卓球の動きが地味でおもしろい…。

そして3DCGだけだと思ってたけどちょいちょいアニメ絵のカットが入ることも判明。これは地味に嬉しい。一部人物も2D作画でやっているみたいですが、同じカットで3Dと2Dが並んでいても違和感はなかったです。なんで違和感ないんだよ。

卓球の老夫婦?からライブのチケットをもらう。孫が行けなくなったチケットをなぜおばあちゃんが所持しているのかはお約束展開とはいえ気になりますね。

そして春日家のパパとママが出てくるのびっくりすぎました。静香父と合わせて顔まで出るんだ!?という結構大きめなサプライズです。

しかもパパさん結構独特な声。中の金光宣明さんは調べたら2015年のシンデレラガールズで職人役をされていた方だそうで。「切子のどこが好きなんだい?」「どれがいちばん好きなんだ?」つながりですね(こじつけ)

ゲッサンではよくサボテンを買ってくる父として話に出ていたけどミリアニ世界線でも未来の部屋にサボテンが置かれていたのは信頼。

未来ちゃの行動にパパは普通のリアクションをするが、ママは慌てる様子は見せない。慣れっこなのか懐が深いのか、いい意味で自由にさせてる感じですね。そして春日家は母の方が主導権を持っているご様子。

あと、春日家の建物はやや横に狭い印象。都内で一軒家を構えようとするとあれくらいの大きさになっちゃうんでしょうね。春日家の描写だけでいくらでも話題出てくるな…。

なんにでも興味があって楽しめるが自分がほんとうにやりたい夢についていきなり考え始める思春期な未来ちゃ。そしてふと思い出したようにライブチケットのお礼をする。

同じライブのチケットを持つ少女が他に2名。1人(静香)は暗い部屋でチケットをじっと見つめ、もう1人(翼)のチケットには関係者用の文字が入っており、このシーンから未来を含めた3人の立ち位置を表現してるなーって感じでしたね。

タイトルロゴが出てくるところ、ミリシタメインコミュでエモい展開になったときに流れるBGM!!BGMの力は偉大。既に感情が込み上げてきます。

アバン明け?のBGMはミリシタの控室で毎日聴くやつですね。ミリシタのBGMをCD化してほしい(急な要望)

朝出かける前の未来の髪留めコレクション。思った以上に種類が多いし丁寧に並べられてますね。赤地の水玉模様ってまつり姫と被らないか?

なんたらオールスターズのライブ会場はなんと某海浜幕張駅から行ける某幕張メッセイベントホール。知ってるひとはニヤニヤしてしまうアイマス作品でよくある実会場ネタ。海浜幕張の隣駅が新習志野駅のままだったのが個人的にツボ(今年の3月に幕張豊砂駅がはさまった)

個人的には765ASのサンリッチライブ以来なのでご無沙汰です。リアルでは何度もお世話になってる会場ですが、アイマスのアニメシリーズだと幕張メッセが登場するのは初めてかも。

入場後の会場内にはスターピースメモリーズ衣装の展示やフラスタ(フラワースタンド)、プレボ(プレゼントボックス)などが存在。美希の箱の中を覗き込む未来ちゃ。物販コーナーにはリアルにあった765の9thライブBDなんかも。

観客席ももちろん幕張メッセ。ちなみにイベントホールの見切れ席はほとんど見切れないどころかステージの真横というめちゃくちゃ神席なので見切れ席が売り出される際はぜひご検討を。

座席に着こうとすると自分の座席に他のひとが座ってるやつ。私はライブではまだ体験したことないですね。

未来ちゃ、隣のひとが間違っている可能性を消去して回りくどく座席番号を声にだしてアピールするのは意外。まあ初めてライブに行ったら自分がチケットの読み方を間違えてるかもってなるのかも。

座席に座ってた最上静香は目つきが真剣。そんな目つきでライブに来る女の子おる?高木社長がフライヤーを掲げていたことからオーディションのチラシは会場でもらったやつか。

いきなりぐいぐい来る隣の参加者。アイマスの世界でワタシチュウニ〜みたいな学年で会話することってほとんど見ないから新鮮だった(と思ったらデレマスのアニメでも学年で自己紹介してたから気のせいだった)。

がんばれーのシーン、隣りやべえやつ来たな…ってなるけど、まだ早い…!って言ったあとに「マジっすか?」みたいな動きが入るから天然のやべえやつ来たな…ってなりそう。

関係者枠で入場する伊吹翼。ギリギリセーフと言いつつも我々の感覚だと15分前はまだ余裕よ。ちなみにイベントホールの関係者席は上手側にあるから源Pたちがいたところと反対側。

そして始まる765ライブ、公開初日までは765ASの3Dモデル発表がなかったので全くでない可能性も…と少しだけ不安でしたが、実際に765ASが登場したときはさすがに感極まりましたし、765の3Dモデルが想定以上に綺麗でそっちでもびびりました。春香さんが転けそうになるシーンとかよかった。

開演SEではミリオン9thのときにわかちこPと収録した俺たちのクラップが。あのときは8パターンくらいのクラップを細かく収録してたのでこれが使われたか~みたいになりましたね。歓声収録よりはクラップのほうが参加した実感が大きかったです。

そしてまさかのミリオンライブのアニメで最初に聴く曲がコロムビア楽曲になるとは思わなかった…。LEADER!!かあってもマスピかな…?と思ったらToP!!!!!!!!!!!!!って、え!?

衣装はどこかで見覚えのある感じだけど新衣装なんだろうね。バックダンサー組の衣装もグレイトフル・ブルーみのある青い衣装ですき。

というか、3DCGのライブシーン、引き画で見ても臨場感すごいな…。実写のライブシーンかと思うくらい。

ぼーっとした顔で会場を出る2人、ただの隣りどおしで一緒に退場して地面を見つつ口を開けながら歩く。私も最初に参加したライブのときはそんな感じだったかもしれない(覚えてないけど)

静香の未来ちゃん呼びは新鮮、というか初めて耳にした。と思ったけど、中の人(田所あずささん)の呼び方が未来ちゃんだった。ゲッサン(同じ学校設定)のときは春日さんだったもんな。

そしてその足で公園へ、中学生がライブの打ち上げで居酒屋に入るわけにもいかないですからね。きっと海浜幕張のサイゼリヤも満席だったのでしょう。「じゃあ公園にしましょう」みたいな流れがったのではないか?ないか…。海浜幕張にあんな庶民的な公園があるんですね??

ブランコであのトーップって曲がよかった〜!わかる〜!みたいな会話が繰り広げられてたりなかったりしたけど、ここで静香の歌うシーン。ここ、べらぼうに上手くならないようにけど未来が上手いなと感じるくらいの上手さに調整してるのすごくいい。終わらない道(ストリート)の歌い方がストリーツなの毎回耳に残る。うぃ~きゃどぅいな~う

アイドルやろうよ!夢じゃないの?いちばんの夢じゃないってこと?とだんだん逃げ道を塞いでいく未来。

親にはよく思われていないアイドルの夢に躊躇する静香。それでも1番の夢ならやろうよ!と手を差し伸べる未来ちゃ。公園のジャングルジムはゲッサン要素だと思っていますが、しっかりと構図的な用途も用意されていて抜かり無いですね。

回想のロリ静香はso cute…。雑誌に載ってたイラストはLEADER!!のイベントカードとふわふわドリーミング天海春香の覚醒前でしょうか。

そして静香はもういちど父親のもとへ打診に向かう。22時にスーツ姿でコーヒーを啜る静香パパは何の仕事をしてるんですか…?

1話は夢がもやっとしていた女の子と夢がはっきりしていても1歩進めなかった女の子が出会ってともに同じ夢を目指すという王道ストーリーという感じですごく丁寧に作られていましたし、アイドルに魅入られる心情の変化も実際のライブシーンを観せることで説得力をもたせられていたのもよかったです。あえて最初はキャラ数を絞ることで筋道を強調しているように感じましたし、だからこそ先行上映というかたちで4話まとめてお出しすることで既存ファンにも納得してもらおうとしていたのだと思いました。

2話 オーディション回

2話は友情・努力・勝利な回でした。

待ち合わせに遅れないようにと池袋の駅を走る未来ちゃ。横スクロールで人混みを走る演出を見るとCHANGE!!!!のOP映像を思い出すカラダに…。

みらしずはオーディションに向けて課題曲の練習。練習の様子を見てる親子や老夫婦は朝から夕方までずっと池袋をブラついてますね…。

ドヤ顔で最後の向きを修正する未来ちゃが癖になる。結構できてると思って動画を見返したら全然できてない未来ちゃ。楽しそうだけどねとかそれ関係ある?みたいなフランクなしゃべり方をする静香はなんだか新鮮。

一方、伊吹翼はアイドルやりまーすという感じに。スカウト経緯はミリシタと同じかな。実際に源Pと会話してる様子を見るとなかなか会話の主導権を握らせてくれないくせもの感がつよいですね。

現地ライブで沼に落とす源Pの作戦に乗っかるかたちに。あとは友達や兄とかにもやってみろという話もあった。ツバッティーって兄いたんですね(調べたら姉もいるらしい)

翼の加入で衣装作りの腕が鳴る美咲ちゃん。新プロジェクトのビジョンやユニット名を課題にしている源P。そして社長に似てきた赤羽CP。小鳥さんはバインダーを抱えてるだけなのに上からのアングルで腕組んでるように見えてさらにプレッシャーがある。

そして一期生(ムビマスダンサー組)の話に。

奈緒が「シャワー直行コースやわ~」のあとに志保が「まだつめたかったですけどね」って言っててシャワーが冷たい話してるのかと思ったのは私だけじゃないはず。

杏奈は同接ほぼ8000人のゲーム実況者。あれ?これだけで十分に飯食っていけない…?杏奈はオン状態でゲームをする印象がなかったから実況とかもやるんだねってなりました。

シュウマイ三姉妹のショッピングモール?にあった模様がなんなのか気になる。りっくんの話が上がるくらいだからだいぶかなしほの好感度は高いみたい。

夕方までになんとか仕上げたみらしずは翌日の本番へ。

オーディション会場は2023年の7月に閉館した中野サンプラザくん…。ちなみにミリオン1stライブやメガトンボイスイベントの会場でもありましたがこの2つのイベントは当日どちらも雨だったな…。未来ちゃが天気の話をしていたのはそんな事情も…?

中に入るとまたもや源Pと衝突。1度目はぶつかって離れていくだけ、2度目(改札前)は片手を掴む、そして3度目は両手で掴むというように徐々に接点(ボディタッチ)が増えていきます。

受付には事務員ズに加えてうみみ(上田麗奈さんの声が聴こえる)。他には琴葉や桃子も。琴葉が演技もしたいと言っているそばで桃子も演技について思うところがある描写、少ない情報ながらもアイドルの特徴を伝えようという意志を感じます。あとはうみみの腕の動き、アニメでもちゃんとやってくれるんだw

そして10年お待たせした結果さらっとボイスが実装された早坂そらさん(「楽しそうなところが撮れましたよ(楽しくない結果)」はやめてほしい)。CVは杉山里穂さん。虹ヶ咲ではあのドルオチ副会長をやられてた方なんですね。

客席には一瞬で詰め寄ってきて免許証を見せてくる大人のレディの姿も。

面接室に入ると3度もぶつかった偉くない偉いひとが。未来ちゃは謝ればリカバリー効くと思っている側の人間。ソンナコトナイヨー

面接の手応えはよくない模様の静香。実技オーディションは3人1組なのに1人足りないということで翼も参加。カフェで話したオーディションに来てみないか?という会話の伏線回収ですね。あとこのみさんに対する扱い…。

場所を気にせずデートを要求する翼にみらしずの表情の差。動画を一度観ただけでほとんど踊れてしまう翼。これもゲッサンで見たことあるやつ!合格できる人間がみんなそんなじゃないですからね…。

オーディション参加者を呼びにくるうみみ。2話だけ見れば頼れるお姉さんキャラなんだよな…。

舞台袖でブルブル震えだす静香。オーディション曲はRat A Tat!!!(らたた)、ビックリマークが3つついているのは面接室のドアをノックするときは3回がマナーだからとかなんとか?知らないけれど…。

未来ちゃは元気!って感じの歌い方、静香は緊張しているような歌い方、翼もややウマくらいな歌い方で10年以上やってるキャラの演技としてはかなり難しそう…。

途中からバタバタとメンタルブレイクを起こす静香。動きがふにゃふにゃになったり目が天井を向きだしたり父親とのやりとりをフラッシュバックしたりと、もう、おわり…。

そんな様子を心配そうに見る未来ちゃの表情もよくて…。そのあと翼と目配せしてるのかな?Dメロのタイミングで2人して静香の背中を押し出すけどこのときの表情もよくて…。

舞台袖での未来の言葉はファン1号はわたしだー!というもの(意訳)。アイマスの伝統としてはファン1号というのはPのポジションだったりするのだが、ミリアニでは未来がぶんどっていくスタイル。

そんな回想とともに背中を押し出された静香は未来に感謝をしつつも俯いた姿勢から段々と前を向き始め、アイドルとしての真価を発揮していく。

私は私でしかない可能性でしかないの歌詞は2人に背中を押してもらったのと同時に自分で自分の背中を押してあげる歌詞にもなっているのが…よい…。

ミリアニ静香の表情はゲーム版よりもキリッとしたモデルに変更されましたが、その分ここのシーンの表情の変化がすごく印象的に写ったなとなりました。

そしてラスサビでの集団幻覚。あれは…わたしたち…?とあと見たことない2人(紬と歌織)もいますねえ。ちょっとクスッとくる演出ではありましたが、Rat A Tat!!!はミリオンスターズ39人の歌だというのを強調する意味でも良い演出だと思いました。

幻覚が見えたので合格!ということでその場で発表。100万の星の…命の…鼓動…!!すげえインスピレーション降ってきたな。そうして我々も知らなかったミリオンスターズの由来が再定義されることに。

合格時の写真が宣材写真のボードに飾られるのですが、いい…笑顔です…。ゲッサン5巻の伝説の一枚を思い出しますね。

そして改めて社長とあいさつをして知らされるプロジェクトの概要。原っぱ~!?というキャッチーな締めで2話終了。

オーディション回は当日までの練習と自分のことを既にアイドルとして認めてくれる仲間とともに勝利をもぎとるという王道ストーリーという感じで根性という感じでしたね。アイドルになる前のオーディション回も盛り込むなど丁寧に描かれているものの、1話あたりに詰め込む情報量がすごくて濃密です。これでもまだメンバーのほとんどが出ていないという真実。

3話 たぶん百合子回

前回のミリオンライブ!「原っぱ~!?」(終)

まさかこの原っぱネタがそこそこ重大な種まきになっているとはこの時点では思ってもいなかった。

ここからユニット名も決まったミリオンスターズとして原っぱの隣で建設中の建物で活動をしていくとのこと。

定期公演で回していくために30人以上のアイドルを仕入れたのは納得感があるが、その約40名の少女たちを1人の若手社員に任せるというのがハードモードすぎてやばいですね。

劇場の建設をしている麻城(AJIRO)建設はでかでかと社名が書かれているくらいなので何かしらの意味があると思うがいかほどに?

建設中の建物に入っていく…?建物は分かれてる設計…?みたいな疑問を持ちながらも劇場の中へ。よく考えたら6年ミリシタに触れてきてもまだ劇場の間取りってよくわかってないですね。

移動中に出会ったのがアート制作に勤しんでいるロコと白馬で登場するまつり姫。「なんか…えいご…」とか「はい…ほー…」みたいに語彙力を失ったリアクションがすき。ロコアートをゴミ扱いしない源Pやさしい。というかまつり姫の登場シーンにチカラが入りすぎててアニメスタッフは家臣…!ってなった。

源Pが「もっとおとなしい子もいるけどな…」と言ったそばから目の前でキャッチボールをする昴とうみみ。うみみは2話で頼りになるお姉さんキャラだと感心した気持ちを返してほしい。アニメで見ると建物の中でキャッチボールするシーンはけっこうヤバいなと思いました。普通「野球とかサッカーとか禁止」みたいな張り紙を貼らなくていいもん…。まだシアターのノリに染まっていない静香がなんでも受け入れようとするリアクションは新鮮でいいですね。

美咲ちゃんに呼ばれて謎の物販ダンボールへ向かう源P。この時点でグッズ大量発注をする茜ちゃんすごい。というか茜ちゃんの動きがうるさすぎる!

源Pの代わりにレッスンの案内をすることになった百合子先輩。不死鳥探偵シリーズでいきなりのima先生でニヤァってなった。先輩という響きにいい気持ちになっていた百合子に昴がいつもと態度違くない?と指摘。同い年だからかすごくフランク。高濃度のすばゆり。七尾百合子さんは表情がコロコロ変わっておもしろい。困り顔に定評のあるミリアニ。

レッスン室に案内するとなぜか百合子も早巻きでレッスンを受けることに。先輩ですから。鏡に映る普段とは逆向きの分け目もよいですね。

ストレッチの大切さを説くも意外とやわらかい3人。ゲッサン未来ちゃはカッチカチだったのにね。最初のときよりだいぶマシになってる七尾さん。レッスンのぐえええもそうだけど百合子が絡むとBNS色が強くなりますね。ミリアニはユニバース。

まつり、杏奈、星梨花も合流して先輩の七尾はもう1コマレッスン。

変わって源Pはデビューまで他に経験を積ませられないかと悩む様子。全員のソロ曲ももちろんあるとのことなのできっとてんてこまいだろうに。そんなときに渡されたのは赤羽CPからのメッセージと茜ちゃんステッカー「お前はひとりじゃなくてアイドルと一緒に進んで行くんだろ」と。

細かいところですが、「劇場のプレオープンって2ヶ月後ですよね?」という確認に赤羽CPが「ん」って言うセリフなのかすらよくわからない返答すきです。

源Pも合流し、ステージが待ちきれない未来たちにまつりはステージを案内する。ゲッサンのときも未来にステージを案内したのはまつりでしたね。

まだステージは完成してないのでは?(そもそもステージ以外も立ち入りできることに疑問)と思っていたところ、まつり姫の根回しで潜入可能に。現場監督じゃなくて現場大臣なんですねとまだシアターのノリに染まっていない静香(以下略)

ステージの表部分だけではなく工事スタッフといった裏方の存在も見せるミリアニ。実物を見てさらにステージに立ちたくなる未来ちゃ。杏奈や星梨花たちもバックダンサーとしてステージ経験はあるが早くデビューしていきたい様子。

まだもじもじしている百合子に対してまつり姫が(他に見せたいものは)何かないか?と投げかけ。そういえばということでシアターの屋上へ。そこで見せたかったのは豊洲の夜景。ステージから見るペンライトの景色と似ているんだとか。

ここで流れるBGMがLegend Girls!!のアレンジ。ミリアニでようやく聴けたミリオン既存曲に感極まりました。第一幕パンフのインタビューでは未来たちが加入した日にこの曲を流したいというコメントがあり、綿田監督…信頼…となりました。

1話で未来ちゃが双眼鏡を使わなくても気にならなかったというのは、光を通じた会場との一体感みたいなのがあったからなのかもしれないですね、と百合子先輩の話を聞いているうちに思うなどしました。

「これから一緒にステージやっていくんだから先輩後輩関係ない」

別の場所で伊織も言っていた気がしますが、BNSでは伊織が百合子に先輩かどうか関係ないと言っていてそこで繋げてきてる感じもありましたね。

シアター加入初日は気づけばもう夜に。その日に出会ったシアターアイドルたちからなにかを感じさらに高まるステージ欲。しかし劇場完成までまだ2ヶ月。そこでティンと閃いた未来ちゃ「ここだ〜〜」静香・翼「原っぱ~!?」

冒頭と締めを同じフレーズでつなげるやつー好きー。

1話・2話は未来静香の世界が中心だったので、3話で色々ミリオンライブの世界が開かれた感じがしましたね。我々には馴染みのあるキャラクターも初見ではついてこれなくなるのもこのあたりかも?

キャラの多さの都合上、初見にやさしくないという意見もあるかもしれませんが、逆に言えば何回観てもらっても新しい発見が出てくるし我々も何回も観ないとつかめないシーンとかがあるかと思います。

劇場のステージ棟とレッスンルームなどがある建物は連絡通路で分断されているということを私は初めて知りましたね。

4話 原っぱライブ

前回のミリオンライブ!「原っぱ~!?」(終)

未来が言い出したのはシアターが完成するまでに隣の原っぱで全員集まってステージをするというもの。思いつきレベルなら出せなくもない案だけど、それをまだ会ったこともないメンバー全員のグループに投げる行動力がやばすぎる。おそらく尺の都合で行動力の化身と化したぱぽー。

そこからたくさんのメンバーが出てくるが、細かく覚えていないためカット。このみさんがいつものごとく免許証を店員に提示していたり、トラビ(琴葉、恵美、エレナ)で集まっていたのはあった記憶。チャットグループはリアルだとLINE?になるのかな?源Pは毎回PCで確認してるけどそっちの方が都合がいいのか?

信号機を事務所に集めて原っぱライブについてヒアリングをしていたところに茜ちゃんが登場。ほんとうに動きがうるさくて場を盛り上げてくれる存在だ。ほぼ強制的に原っぱライブを押し通そうとする茜ちゃんと勢いに負ける源P。反論する隙を見せずに茜ちゃんフェードアウト。

残った信号機に色々確認しようとするも、わかった = 承諾と受け取られ信号機も颯爽とフェードアウト。源Pはまだプロデューサーレベル30とかそのへんっぽそう。

Pからの許可が降りたことに驚いたりワクワクしだすメンバー、茜の伝達でなんでもありと解釈しだすメンバー、デビュー前の準備に専念したい気持ちのメンバーとアダルトパワーで助けようとするこのりお。あとガチ説教の桃子。いきなりシアターメンバー37人が動き出すから目まぐるしい!

なにとは言わないけど風花さんがだいぶナーフされてましたね…。アナザーシェーダーはまだか!

そして、この4話ではわちゃわちゃ回の中にも精一杯の工夫と努力で各アイドルの説明が挟まっている感じがしました。

例えば、屋台に出すテーマで大和撫子らしくお茶会をしたいやプロレスを呼びたいと言わせることで、なるべく説明っぽさを減らしてキャラのアピールをしているし、歩が「美奈子んちって中華料理屋だもんな〜」と言う説明くさいセリフもまだシアターメンバーはデビュー前の初々しい時期というタイミングを利用しているのがよいです。一人一人の説明にあまり時間をかけられないのでテンポもよい(よすぎる)。

調査の結果、2週間後の日曜日にしか場所を確保できないとのこと。しかもバックダンサーとしてツアーに同行しているメンバーはスケジュールを空けられない状況。

デビュー前とはいえ37人全員のスケジュール抑えるのって難しいよねって考えていましたが、そんな37人が集まった実際の公演のことを勝手に思い出して勝手に被弾しました。そうか、小さなキセキの日曜日か…。

並行して勝手にビールケースでステージを作り出す信号機。翼の疲れないの〜?という問いかけに早くアイドルになりたいからと答える静香。その答えにあまり納得のいっていないような翼の表情は気になりました。

突然降り出した雨。崩壊するロコアート。(ロコの)下敷きになる源P。企画はいったんストップ。

工事中であるはずのステージに集められたメンバー。前に見た時よりもステージがだいぶ完成に進んでいるし舞台袖にもすでに機材ケースなどが搬入されていて大きなはてなマークが浮かぶ。いったいあれから何日が経過したんだ?

源Pがようやくメンバー全員に原っぱライブのことを伝える。実現が難しいことも合わせて伝えると怒りを露わにしてやりたくないと言い出す桃子。言葉がキツイよーと私も思ったけれど、よく考えればデビュー前の準備をしている段階でいきなり計画性皆無な提案が上がったらそりゃやりたくない気持ちもわかる。

場の空気がピリピリしだして輝きの向こう側の後半みたいになってる。そういえば輝きの向こう側も曇らせ展開のときは雨を降らせてましたね。

ブレイクタイムで全員が思い思いに頭を冷やす。言われて気づいたけどほんとうに昴と海美が見当たらなくて配置漏れなのかキャッチボールに出かけてしまったのか…。

桃子はひとりベンチへ(おそらくエントランス近く?)。言い方がきつかったけど間違ったことは言ってない。あと意見を伝えることは大事。

琴葉が桃子のもとに行こうか悩むシーンを余所に瑞希が手品を披露。伝えたかったこととしては意図しない結果が起きるかもしれないからやってみないとわからないというところか?そうやって未来や原っぱライブを楽しみにしている側のメンバーを肯定しつつも桃子の不安を和らげる役割を果たせるのが真壁瑞希というアイドルの姿か。アニメでも瑞希は瑞希のしゃべり方で存在感がすごい。

未来サイドは舞台袖、源Pが未来の心情を聞き出す。知恵が働いた翼がマイクのスイッチをONに。今まで思っていた以上にあざとかしこくてびっくり…。

未来ははやくステージに立ちたいメンバーのことも考えていたらいてもたってもいられなかったと供述しており…。確かに向う見ずなところもあるけれど仲間を思ってのことだったり、率先して動く感じはセンターの器を見せつけられますね。あとは全員アイドルとして活躍するために集まってきたというシアターメンバーの共通認識も言葉として明確に提示。

ハートでそういった気持ちを持っているのはともかく、それをすらすらと言葉にしてしまう未来ちゃにはちょっと違和感。

そして源P曰く、未来から提案をもらったときはワクワクしていたと。みんなのやりたいことも一緒に叶えていきたいと。3話でレッスン以外にも経験を積ませてやりたいという悩みを赤羽CPに吐き出していたのがここに繋がってくるんですね。

ただ、原っぱライブの件については、周りに翻弄されている描写ばかりだっただけに、ワクワクしていたみたいな後出しでいい感じのことを言いだすのはミリシタPっぽいなと感じました。

翼の作戦で未来と源Pの想いが共有されたメンバーは方向性が固まる感じに。わざとらしく「ほんとだー!」と言ってた翼が平然とみんなの前に顔を出せたのはまだ面識が少ないからに他ならないですね。これが翼じゃなくてMachicoなら他メンバーみんな絶対ニヤニヤしながら見てくると思う。

いい意味でミリオンスターズが集合したシーンでセブンカウントが流れる。TV版のエンディング曲や演出はどうなるんだろうね。あるのかないのか。

4話は前半のバタバタ感がとてもミリオンライブらしさでしたし、後半の雨パートも765の劇場版っぽさあってアイドルマスターでした。そして37人のアイドルを一気に動かしてストーリーも前に進めてそれでいて細かいところを除けば破綻が見られなかったのはほんとうに丁寧に作っていただいたんだなと感じました。

オープニング Rat A Tat!!!

先行上映版ではセブンカウントが終わるとオープニングのRat A Tat!!!へ。このためだけに劇場のスクリーンで観る価値はあります。

セブンカウントが らたたのロングイントロ的な位置づけで作られたという話だったので、先行上映の見せ方はミリアニスタッフのこだわりポイントだったのでしょう。

らたたのオープニング映像もとてもよい。静香のシーンの実験室みたいな建物かっこよくない?サビ前の765ASが手を差し伸べるシーンからの未来が衣装替えとともにでっけえ羽を広げて飛んでいくカットもめちゃくちゃよくてとてもよかった…。

さいごの全員のカットが目まぐるしく切り替わる演出も切り替わり早すぎて全然追えないけどアニメのオープニングっぽくてとても好き。最後のカットで全員集合して主人公(未来ちゃ)がジャンプするのもアニメのオープニングっぽくて好き。あと麗花が社長の顔隠し役なのね。

さいごに

綿田監督がミリアニはミリオンライブの再構成・再構築がコンセプトというように、知らないストーリーなのに知っているミリオンライブが目の前に広がっていました。

というか監督、グリマス開始の頃から触れてたりと結構真剣に取り組んでくれていることをもっとアピールしてよ!ってなってます。なりました。

第2幕の予告ではてづくりのぶどーかんも登場して我々の涙腺を完全に崩壊させに来ます。というかこれをやりたいがために劇場を工事中にして隣の原っぱをちらつかせてまでしてたというのが業深です。

そしてそのあとにはようやく劇場の完成。紬と歌織も登場する?ということで、ミリシタ世界線も混ざってくるかと思います。ということは緑のアイツも登場するのか…?

また、事前にちらついていたシアター全員のPが納得行く作品というところは4話時点でもまあ嘘じゃないかと思いつつ、やはりまだ登場頻度の低いアイドルがいることは否めません。5話以降でほんとうの意味で全員のPを納得させてくれることを願ってる。

1回目を観たときの感想が「悪くない」だったのですが、パンフのインタビュー、他の方の感想や2回目、3回目を観るうちになんかもう色々とあふれる想いが重すぎる!ってなる作品です。でも内容自体は結構気軽に観れるというか、重いと軽いを同時に回せる作品ってだけでも既にマスターピースなのでは?