ミリオン14th感想、ツイン主演制ライブをどう捉えるか?

2026年9月19日,20日に国立代々木競技場 第一体育館で開催された「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 14thLIVE DAY1 夢咲くワンダーミラージュ」「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 14thLIVE DAY2 Blooming Sign」に参加してきました。

ライブの感想を書いていきますが、今回は主演制公演でも初めて“ツイン主演制”という方式を採用した公演だったので、まずはツイン主演制の感想などから。

【ミリオン】ツイン主演制公演に思うところ

2026.06.14

ツイン主演制はよかったのか?

ツイン制ですが、個人的には若干肯定側として傾いている状況です。

というのも、単独主演に比べて公演ボリュームは増えましたし、主演制公演のサイクルが早くなることで全員完走が見えてきたというのはよいところかなと思いました。

また、「このアイドルが主演のときにあのアイドルが助演にいない」なんてことも極力防止できそう(完全に出来るとは言ってない)ですし、ユニット(カプ)としても推しているひとは新曲も増えていいのではないかなと。

同じ日に違うコンセプトライブを浴びたら頭がカオスにならないか?という懸念については特に問題なく、前半と後半でブロックがわかれる普段のライブのような感覚で参加できたかと思います。

ただ、ツイン主演制が自分の担当のときに果たして同じことが言えるか?というのは結構怪しいところで、今回も終盤の印象から「これってユニット公演だっけ?」となる部分があったので、ツインの相手によっては100%満足できるかはわかりません。

とは言っても、個人としてはそこまで主演制公演に固執しているわけではないので結果的にやや肯定側の立ち場かなという感じ。否定側の気持ちもわからなくはないかと思います。

DAY1感想

さて、ここから主演ごとの全体感想と楽曲ごとの感想が続きます。(アーカイブやオーコメはまだちゃんと聞いてない状態での感想となります)

エミリー公演

今回の選曲はいい意味で結構渋い曲が多い印象で、盛り上げは後半のまつり公演に託してエミリーの信念とこれまでのソロ曲たちの調和を貫いたような感じがよかったです。この曲のここがよかったという具体的な感想よりも全体的によかったなという印象で、”感じる”公演、まさに”WABISABI”を体現したようであったかと。ただし、前半に春夏秋冬を表している?楽曲たちの並びがありますが、これらの流れに『Hug a nice day!』が入っていたり、『オレンジノキオク』を秋曲として入れてくる強引さにはエミリーっぽさも感じられました。(765ミリオンに穏やかな夏曲が無い問題と秋曲が少ない問題が露見した?)

初恋 〜一章 片想いの桜〜、最初のアコギ音が聞こえたときに「初恋…なのか…?」と思いつつ半信半疑(というより疑いが9割くらい)で、笛の音が聞こえてすごい感情に襲われた回。この選曲はすごすぎましゅ。

オレンジ・エピソード、10thの『サウンド・オブ・ビギニング』、12thの『Supersonic Booster!』と順当に発表されていく朝昼夕晩曲。このシリーズ好きなんですよね…。『Like twinkling STARS』も聴きたいぜ…。時の移ろいを表しているシリーズなのでこの公演にも合うなと(夕方のゆうはゆうちゃのゆう?)。「You&I」の振り付けが特徴的で好き。

ミラージュ・ミラー、エミリー主演ブロックの曲ではないような気がしますが、時系列の都合でこちらで。ツイン主演制公演の主演スイッチを鏡の演出で行うというのはなるほどと思いましたし、2つの異なるお姫様像を志す2人としてもウラとオモテというのはわかりやすいよねなんて思ったりもしました。というかMTGのユニットなだけ合って嫌でも6thライブを思い出してしまいますね。

徳川まつり公演

こちらも徳川まつりワールドが全開な公演だったというイメージ。

GO MY WAY!!、最初まつりが出てきたときは1stライブのことが脳裏をよぎって、じゃあ他のメンバーも1st組かなと思っていたら、我が道を征くマイペースな3人の登場で個人的な盛り上がりはこの日のナンバー1でした。イベントコミュでも競い合いつつ互いをリスペクトしあう3人。この日のセンターがまつりというのもそんな関係性が表されていてとてもよかったです。というかマイペースユニットであんなに楽しくてカワイイ曲をやってくれたの、今まででいちばん見たかったステージだったかもしれない。歌詞も「一番大好きな自分になりたい」や「この世界中がWander LandなNever Land」など徳川まつりにふさわしく、それでいてgo my wayなのが!!!

瞳の中のシリウス、ここからの流れとしてStellar Lightシャル・ウィー・ダンス?Episode. Tiara魔法をかけて!と来るのですが、、、ここの流れが美しすぎます。前半で夢の世界へご招待したあと、魔法を(努力で)かけるターン。そのきっかけとして歌唱担当曲である『瞳の中のシリウス』から星関連で『Stellar Light』に繋ぎつつ魔法をかける文脈を加えるという手法がまさにマジックだな…と。個人的には桐谷蝶々さん歌唱のシリウスが久しぶりに聴けて嬉しかったのと(Act-1ぶりだからそこまで久しぶりじゃなかった)、末柄里恵さんの歌唱も澄み渡っていてよかったなぁと。

魔法をかけて!、木下ひなたさんの『魔法をかけて!』、沁みますねぇ。

DIAMOND JOKER、特殊イントロがかっこよすぎた。さいごみんな七色色彩発光しててゲーミングアイドルだった。

カーニヴァル・ジャパネスク、落ちサビで閃光まつり団(捧げ)始まってて笑った。

DAY1全体部分

各主演制パートもしっかりとしたものではありましたが、ちょくちょくまつりとエミリーの絡み(途中の『ミラージュ・ミラー』とか)があったり、最後の流れとかもあり、外側のパッケージングとしてはCharlotte・Charlotte(シャルシャロ)公演かな?と思ってしまったのが正直なところです(あとは第2回プリンセス公演かという印象も)。

だってあなたはプリンセス、この日は2階席のステージ寄りにいたので「なんかトロッコみたいなのある」と見ていました。わたしは花、あなたは太陽では、ただでさえこの曲を2人で披露することに湿度を感じていたのにお互いが互いのカラーの花を撒き始めてびしょびしょになりました。というかこのタイミングで『わたしは花、あなたは太陽』って使ってもいいんだ…。

パルティシオン、2人の新曲も来るかもねーなんて言ってたのが数ヶ月前ですっかり忘れていた頃、ほんとうに来てびっくりしました。バッチリEDMで身体が自然と動いてしまうし間奏の振り付けもかっこよかったっすね…。あくまでシャルシャロじゃなくてまつりとエミリーの曲という言い方をされていたのは世界観の棲み分けとかですかね?間奏の途中でチュパカブラみたいな音が挟まれるのはなんか気になる…w

Prima Princess!!、個人的にまつり公演でやってほしかった曲。プリプリした曲は『Episode. Tiara』をやったしもうやらないかもと思ってたので嬉しかったです。というかアンコール前の締めでこれやってくれるの強気だ!!(今年リリースかつライブ未披露)

ドレスコード:最上級、間奏のライン変更時に前の列のメンバーが180°回転する曲なのですが、今回の助演衣装が究極的なアシンメトリー衣装だったおかげで回転したときにステージ横からはどちらの側面も見ることができたのが感動ポイントでした。

DAY2感想

馬場このみ公演

ガチの思想をお見せさせられました。馬場このみが考えた公演というより、馬場このみのことを大切に思っている方の犯行です(向こうの世界のPも全然提案しそうなのがまた…)。馬場このみさんの経歴を上手く活用していてドラマチックな構成でしたし、少ない枠の中でも全て詰め込もうとしていた形跡が見られ、あぶれた分はショートverとなったことでDAY2は早々にデータを捨てることに(いつものことですが…)

水中キャンディ、現地で聴いてるときはシャボン玉演出いいねーくらいにしか思ってなかったのですが、公演が終わり歌詞やミリシタのカードイラストを見るとすべてがこの曲につまっていたのがわかりました。寒ブリの脂くらいこのマーメイドには文脈が乗ってましたね…。

To…、このみさんの曲の中で最近いちばんキテたのが『To…』でした。「その一瞬は嘘ついていてもいいから 優しくギュッと抱きしめて」って歌詞、とてもおもんばかる歌詞なんですよ。そのため第一声がこのみさんだったのでやったーと思っていたら、しずしほのターン!?会場が長い間ざわざわしていたのを思い出します。原曲の歌詞的には大人相手の曲のはずなのだが、どうやら空気感としてはこの2人の世界らしい。これは何?サビの世界観をそのまま2人に当ててしまうととてもお花が咲いてしまうのだけれど…。これこそBlooming Sign(開花の兆候)ってこと…?公式同人誌なの…?

CHANGE!!!!、ここまでの流れでアイドルをやってなかったらifを見せられ、さいごには事務員音無小鳥さんのまで披露。そこから『CHANGE!!!!』の落ちサビメロディが流れ出して、いきなり事務員衣装を脱ぎ始めたら登場したのがピンクのステージ衣装という『CHANGE!!!!』の使い方が上手すぎる案件でした…。1番Aメロの「きらめくSTAGE イベント・グラビア・CM TVでSHOW TIMES 始まり続くSTORY」でアイドルになったことが一発でわかる歌詞もほんとうによかった。さすがにこの日のナンバー1

深層マーメイド、ここから【アイドル】馬場このみのやりたいことをやってるブロックになるのですが、水中キャンディのマーメイド文脈に加えてセクシー路線も踏まえているという最強楽曲。そんな曲で一緒に夜におぼれる相手が百瀬莉緒さんというのが熱すぎる。最初のMCも含めて1回も登場しなかった莉緒は、このみさんがアイドルになって出会えた仲間であり相棒であり、セクシー同盟なのだとこの曲が語っています。というのはライブ後の感想であって、現地では深層マーメイド好き好きおじさんがバカになってただけです…。

隣に…、「そんなあなたが選んでくれた曲、心を込めて歌うから、」って言われて最初に発注したdear…でも歌うのかな~なんて思ってたら、あのイントロが流れてきて「俺はそんなの選んでない…(震え)」となった曲(途中からライブパンフのアンケート枠と理解)。たかはし繋がりとはいえあの『隣に…』を1人でカバーするの心臓が無理すぎました。それでもしっかりと『隣に…』になってたのがすごかったです。女は度胸ってこのことだなぁと。

Legend Girls!!、最初イントロが流れてきたとき結構普通な選曲というかどういう文脈だろう?と考えてしまいましたが、「Legend Girls!!/馬場このみ」で思い出すあのCDの存在。さいごまで思想たっぷり。

【ミリオンライブ】700枚限定のレアCD!ほんとうの怖さはそこじゃない

2018.08.25

If I…、大人のアイカツみたいなメロディで今を肯定する楽曲、ここまでの流れを見せられてこの曲を聴いて泣かないわけがない。サビに簡単なコールもあって2回目から会場で合わせられたのもよかったです。ミリオンの楽曲は”未来”に焦点を充てることが多い印象ですが、この曲は”もしも”に馳せるノスタルジーさが好きなんですよね。あと新曲ソロの画面に歌詞が出てくるのとてもありがたかった…。ライブ環境だとなかなか歌詞まで聞き取れないことが多いので…。

百瀬莉緒公演

今回、選曲としては莉緒の特徴であるカラッとした明るさに焦点を宛てた公演となっていたかなという印象。そんな中でもチャットのやり取り演出が上手くできていて、表面上はいつもの明るい百瀬莉緒を出しつつ、実は書き直しや送信取り消しでいじらしい部分もわかりやすく表現してありとても秀逸でした。今回のこのみ公演もそうですが、メールやチャットの演出で簡潔にストーリーとキャラクター性を伝えてるのがよかったなぁと思います。

LEMONADE、広島(瀬戸内?)のレモン農家の出身というのがLuvliminal imageのイベントコミュ辺りで判明してからの『LEMONADE』。他メンバーの昴、中村温姫さん(ロコ)、渡部優衣さん(奈緒)は「今日も三振 辛酸なめた」とか「明日はどっちだ タッチはあだち」からおそらくそういう人選(やきう)なのかなと笑。

Be My Boy、特になにか語りたいエピソードがあるわけではないのですが、すごいよかったと感じた曲。記念カキコです。

花ざかりWeekend✿、チャット演出でafter20組の「今夜どうする?🍻」グループがあるという事実(事務員が入れられてないの悲しい)。アイドルだとスケジュールの調整が難しいとはいえなんともライブ感のあるグループ名。というか百瀬莉緒さんの『花ざかりWeekend✿』!ようやく!マジか!早く衣装「メイクアップ・ファビュラス!」の莉緒verも実装してほしい。

Border LINE→→→♡、今回しずしほですごく固められていましたがレッスンの都合とかですかね…?とはいえ田所あずささん雨宮天さんの声質がこの曲と相性よすぎてとても好きになりました。ジャズバンド(?)系の曲と合いますねぇ。たぶんこの曲がミリラジで言われてた腰が爆発するやつな気がする。そして渡部恵子さんがまた床を転がりそうになったやつなのではと予想。あと平然と未成年飲酒って言われてて確かにってなりました笑。

ラ♥ブ♥リ♥、これもアンケートから採用したような言い方でしたね。どちらも三浦あずささんの曲を持ってきたということで、2人ともあずささんの存在が大きいようで8thライブにSherry’n Cherry(シェリチェリ)で『嘆きのFRACTION』をカバーしたことを思い出すなどしました。(実は思い出せてなくて『9:02pm』と勘違いしてた)

ゲキテキ!ムテキ!恋したい!、このカラッとした感じ、百瀬莉緒さんって感じありますね!あと山口立花子さんの「恋したいじゃない!」の歌い方がとても好きでした。『Border LINE→→→♡』もそうですが、オリジナルじゃないメンバーが歌うことでハマるケースに出くわせるの楽しい。

Dance in the Light、なんか最近よく聴くよね~と手のひらを伏せていたのですが、山口立花子さんの「Let’s Get Down」で思いっきりひっくり返りました。最高です。ゲームverの尺はなにげに初めて披露?終わり方がスッと終わるのでこちらも聞けて嬉しかった。

DAY2全体部分

DAY2は主演制公演部分とユニット部分はしっかり分かれていて、しっかりと2人の主演制公演を堪能できたように感じます。ユニットとしてもシェリチェリというよりはこのりおって感じだったのがよかったのかも。

KisS、2人でいるとしっかりとクールなんですよね。「どこにキスしてほしい?」ではカメラのカットも含めて最高にかっこよくて泣きました。

春風満帆スターティング、これ(ダブルアンコール)はおったまげましたね。締めが合言葉はスタートアップ!だったのでミリオンライブとしてはとてもいい曲だけど このりお公演としては妙にしっくりこないなーなんて思ってましたが、ちゃんと真面目な一次会を締めてからの二次会でバカをやるということで、やっぱりこういう明るいのに泣ける曲がミリオンライブですね。パンフのアンケートでは百瀬莉緒さん宛てにこの曲を選び、単純に「かんぱーい!」をやってほしかっただけというのが先行していましたが、人生うまくいかない時もポジティブに捉える歌詞が百瀬莉緒さんっぽいなという理由も添えていました。二次会という発想、あとはいつもの一本締め(一丁締め?)の「よーーーーーっぽん!」も歌詞に含まれてるという発想に全然たどり着けてなかったです。

おまけ(会場レポ)

会場の代々木第一体育館(国立代々木競技場 第一体育館)。原宿駅から近く、渋谷駅からでも歩いて来れる好立地な会場ですが、雨が降ると雨宿り出来る場所がまったくないので雨天に定評のあるミリオンライブとは相性が悪いことを今回思い知りました。

こういう看板が出てるだけでも嬉しい

ONKYOブースではミリアニOVAコラボイヤホンのお試しや販売コラボグッズの展示などがされていました

物販列も屋根は無し

このときは一部工事中?でスペースも削減されておりました(雨だからあまり関係なかったかもですが)

DAY1,DAY2ともアニメ版プロデューサー役の中村源太さんがKAMISABI(イントロカルタ)ブースで紙をしばいておりました。

開場前の時間になるとかなり人が密集。電波も繋がりづらかった状態だったので敷地内で待ち合わせるのも一苦労でした。

原宿駅や明治神宮前駅からのルートで使う歩道橋は大渋滞で入場時も退場時もすごいことになっていました。雨が降ってる日は多少濡れても渋谷駅を使ったほうがよさそうです…。