ナナシス劇場版映画の感想【僕らは青空になる】

ナナシスのゲームはチュートリアルから進んでおりません…。

どうも、せつ(@tatitutetotato)です。

そんなTokyo 7th シスターズ(トーキョーセブンスシスターズ)(略してナナシス)の劇場版アニメ -僕らは青空になる- が公開している、というのを、その前の週に観てきた知り合い経由で知りまして、とりあえず観にいくことにしました。

劇場アニメ公式サイト

最初にも書きましたが、自分自身がナナシスには楽曲以外のコンテンツにほとんど触れていなく(楽曲は触れていた)、中の人(声優)はわかるけどキャラクターの顔がまあまあわからない状態だったりしました。そういえばライブに行ったときに感じたんですが、女性ファンの割合が他コンテンツに比べて多かったイメージでした。

ただそれでも、楽曲の面だけでも触れてきた作品がようやく劇場アニメとなったというので、にわか根性まるだしで映画館を探したのですが、

上映してる映画館、めちゃくちゃ少なかったりします。

東京でも新宿と品川の2館だけでしたし、神奈川は1館だけという…。(神奈川の映画館が2ndライブの会場近くだったからちょっとした運命は感じはしましたが…)

※ここから先は作品の感想です。ネタバレも含まれているのでご注意ください。

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感想

楽曲、ライブシーン

まずやっぱり思ったのが、楽曲がつよい。(つよいというのはつよいということです)

キャラクターの顔は見慣れない状態だったのに、曲が流れるたびに中学の同級生に会ったような感覚になれるやつでした。たぶん心拍数を測るやつとかで試せばバッチリデータが取れたと思います。ナナシスの音を劇場で浴びられるだけでも十分満足度が高いです。

振り付けに関してもライブで見たことのある振り付けだったので、普通にエモでした。

ライブシーンでも、今時(褒め言葉)手描きで描かれていたのがよかったです。モーションアクターの名前が出てたから3Dも使ってたのかな?

ストーリー

ストーリーに関してもアイドルものとしては王道な内容で悪くなかったと思いました。

所属アイドルがいないハコなのに融資を受けてまで存続させてたり、満員を目指すのに4DAYSのライブを打ち出したりとよくわからなかったところもありましたが、終盤の、アイドルをやる理由が「誰かの背中を押すため」というのが素敵なANSERだと思いました。

あとは、オーナーが広告とか色々対策をするけど、結局は今まで会場に足を運んでくれて背中を押してもらったたひとたちの恩返しが会場を満席にしたという展開もとても好きでした。それにしても会場前に押し寄せてた人数はざっと見1万人以上いたのではないか?

キャラクター

キャラクターは不安してた(言うほど不安はしてなかった)感じにはならず、冒頭でキャラクター紹介パートがあったので、全然知らない初見のひとでもそこそこに安心して観れる作品でした。

けれど、やはり全体的な話で各キャラの個性を視聴者に伝えるのは難しいとも感じまして、アイマスのアニメやラブライブの虹ヶ咲みたいに各キャラの回とかを用意してくれたらようやく愛着が湧くと思います。

だったらゲームをやれ?それはそう。結局アニメで伝えられる魅力もそのキャラの1部分でしかないですからね…。

あとはユニットのくだりが本編で1ミリも出なかったのが残念でした。ライブ演出で各ユニットが1カットずつでも出てくれたらよかったのにな…。

滑川ノリユキ

この作品で一番印象に残ったのはやはり滑川、キサマだ。(CVは森川智之さん)

たぶんセリフ量いちばん多かったのでは?と思うくらいたくさんしゃべってましたし、推しアイドルが卒業してからの逆上っぷりが半端ない。よくそれでビジネスを語れますね。

そして極め付けは改心シーン。

よく、アイドル作品ではヤンチャしてた奴や過去を引きずってる人間がライブを見て改心するシーンがあり、ナナシスでも滑川が同じくアイドルのヒカリを再吸収するシーンがあったのですが…、

なんでそんなにボロボロなの??(なんでそんなにボロボロなの??)

直前のシーンでは、ハコのオーナーに「帰れ〜」と一蹴されて尻もちをついただけだったのに、どうしてそのあとのライブシーンではあんなにもボロボロになっていたのか…。あのあと周りの観客に足蹴にされたのだろうか…?

『僕らは青空になる』のエモかったステージで笑いをこらえるのに必死だったんだぞ!!もっと身だしなみを整えてからライブにこいよおおお!!うわーーん(泣)

さいごに

とまあ、ナナシスのことは全然詳しくないですが、アニメ化という節目を迎えて今後の活躍に期待、

したいところですが、茂木伸太郎さんがプロジェクトから離れてしまってたんですね…。(“もぎ”じゃなくて”もてぎ”と読むことも初めて知った)

傍から見てると、この人のセンスでここまでやってこれたようなイメージだったので、この先のナナシスはどうなるのか気になるところではあります。

もしかすると今まで以上にブラッシュアップされてよくなる可能性もあるかも?