AirPodsProの感想。ノイズキャンセリングの圧迫感は慣れる?【第2世代】

どうも、せつ(@tatitutetotato)です。

第2世代のAirPods Proを購入してしまいました。

購入したいきさつとしては外出先でもひとの声とか邪魔されずに本を読んだり作業したりしたいなーと思いノイズキャンセリングイヤホンを検討。

ノイズキャンセリング性能はBOSEかAirPodsProの2強という風潮だったので、近くのアップルストアで付け心地とかをお試ししてからAmazonで購入(ソニーのやつもいいらしいね)

使い始めてから1週間くらい経ったので色々とレビューを書いていきます。

各種レビュー

ガジェット系YouTuberではないので、今まで使っていたJabra Elite 75t(左)との比較で感想を述べていきます。

AirPods Proですが、よい部分と微妙な部分が同じくらい存在していて、ひとを選ぶイヤホンだな…というのがざっくりした感想です。

あとは値段の部分も相まって無条件で称賛はできない。これが2万円台前半だったらすごくいいと感じてたと思います。

ノイズキャンセリング機能と外音取り込みの性能を優先したいひとは買ってもいいかも。ただApple製品を1台も使っていないひとは選択肢にいれるほどではないでしょう。

音質

音に関しては他のレビューにも書いてあるように期待しないほうがよいです。70点

iPhoneだとアクセシビリティの設定をいじることで多少はマシになりましたが、マシになるレベルです。

Jabraイヤホンのほうが振動や音の動きがしっかり伝わってきて迫力があります。というかJabra Elite 75tが意外といいイヤホンだったのを認識できてよかったです。

ノイズキャンセリング

買うまでに色々と試してきたイヤホンの中ではかなりつよく音を抑えてくれます。90点以上

とはいえひとの声やはっきりした音が消えるわけではありませんでした(かなりボリュームダウンはしますが)

ノイズキャンセリングって この世から音がなくなる… みたいなイメージだったのですが、実際には空気で鼓膜を押さえつけられてるような感じでした。

他のイヤホンとの感じ方とは違うのかもしれませんが、防音室を耳元に設置した感じと言うんでしょうか…。

とはいえ音楽やラジオを静かに聴けるのはもちろん、外で通話をするときにも場所を選ばなくて済むのが便利でした(通話先がどう聞こえているのかは不明)

AirPods Proを付けながら通話しているひとをよく見かけるのも納得です。

外音取り込み

外音取り込み機能はかなりすごいです。100点。

イヤホンをつけてないときと同じくらい聞こえて、物理的な装着感さえなければ付けてないと錯覚するくらいです。

会話もなに不自由なくできるのでずっと付け続けることも可能です。

つけ心地

悪くもなくよくもなくな感じです。

付けていて気持ちいいレベルではありませんが、長時間つけていてもキツさはないですね。

見た目

個人的には好きなデザインではなし。

こればかりは好みの問題でしょう。

iPhoneなんかはカラーバリエーションがあるのにAirPodsはホワイト一択なのが強気すぎる。

操作性

操作性は慣れると使いやすいです。コツはつよめにつまむこと。

第2世代で追加された音量調節スライドは便利というかないと不便な機能。

AirPodsシリーズは片耳だけでも使えるのがいいですね。

ケース

想像よりぎっしりした重量感があります。比較対象がJabra Elite75tだから余計に重さを感じるのだと思いますが…。

サイズはミニマルな方ですが表面がツルツルして落としやすそうなのでケースカバーをつけたくなります(つけています)

ESRの安いカバーを買いましたが、自立してくれるので満足です。シリコン製品なので汚れがつきがちなのが難点。

遅延

iPhoneとの連携の場合ですが、ワイヤレスイヤホンの中ではほとんど遅延がない部類です。これ以上は有線で繋ぐしかない気がします。

その他気になるところ

下記気になる箇所を羅列します。

  • iPhoneを開くたびに「接続されました」ってでてきて邪魔
  • アップル製品を複数使っていると意図しないときに音が切り替わってしまう
  • 若干ケースから取り出しづらい

機械の性能以前にAirPodsシリーズのこういうところがよさでもあり悪さでもあると感じます。

ノイズキャンセリングは慣れるのか?

ここからはノイズキャンセリング機能を中心としたお話。

AirPods Proのノイキャンは性能がつよいが故に圧迫感を感じます。

ひとによっては気持ち悪くなるひともいるでしょうし、私もたまに気持ち悪くなります。

さてそんな圧のつよいノイキャンでも慣れれば大丈夫になるのか?

その点については、最初のノイズキャンセリングのイメージと違ったことによるギャップも気持ち悪さの原因になっていたと思うので、何度か使ってイメージを払拭できれば慣れます。たぶん…。

あと、ノイキャンだけで使ってると違和感を感じますが、音楽を再生するとあまり気にならなくなりますね。

結局人間の声は完全にカットできないので、外にいるときはノイキャン + 作業用BGMでかなりいい感じに没頭できています。

Appleでの購入なら返品も可能

買おうかどうか考えてるというひとでノイズキャンセリングイヤホンが初めてだというひとはAppleのサイトで注文するのがおすすめかもしれません(定価での購入となりますが)

AirPods Pro(Apple公式)

Appleのサイトであれば14日間の返品期間があるようなので、数日感使ってみてやっぱり駄目そうだと思ったら返すという手も。

Amazonの場合たまにセールで安いときがありますが、Apple製品の返品は受け付けていないという話です。

まとめ

AirPods Proですが、音楽鑑賞用イヤホンとして購入したらがっかりする可能性が高いと思います。

ただしそれ以外の用途、作業だとか通話のために買うのであれば結構高性能な製品だと思いました。

どこにいても自分のプライベート空間を生み出せるようになるのは思っていた以上に快適なので外の作業が多いひとはおすすめ。

また、外音取り込み性能の高さもとてもいい感じです。

持ち運べる防音機器に音楽再生機能がおまけでついてると考えると値段も妥当と感じるようになります?たぶん?

あとは小型ゆえの紛失リスクさえなければ…!