星野源 自身の全楽曲のSNS・YouTube使用解禁を語る https://t.co/vZHxh6k2KQ
YouTubeインスタTikTokで音源使用が許可された。これは時代が進む。(Twitterとかでもお咎めはなさそう)— せつ&P (@tatitutetotato) 2020年4月30日
ラジオの文字起こし記事によれば星野源さんが自分の楽曲の音源をネット上で使用してもOKとしたらしいです。
(参考)星野源 自身の全楽曲のSNS・YouTube使用解禁を語る(miyearnZZ Labo)
所属レーベルのビクターエンターテイメント(厳密にはSPEEDSTAR RECORDS)と交渉してようやく解禁となった流れだそうです。
個人的には結構革命的なニュースだと思いました。
YouTubeの規則
前回記事でも書いたのですが、
YouTubeや各種動画共有サービスでJASRACと契約をしていても、許されるのはせいぜい楽曲の演奏許可などであり、音源をそのまま使用するにはJASRACとは別にレーベル会社の許可が必要となります。
なので、今回、星野源さんがビクターと交渉したことでようやく個人でも音源の使用が認められるところまで来ました。
さらにいえば、YouTubeやインスタグラムで音源を使用した動画を上げれば、再生数に応じて星野源さんに収益が流れる構造です。
使用解禁による時代の動き
ゲーム実況では任天堂が自社著作ゲームのネット配信を許容するようになりましたが、
音楽アーティストで音源使用の解禁をしたのはパッと調べたところ星野源さん以外にはヒットしませんでした。
そうなると、YouTubeや他の動画投稿サイトでは星野源さんの注目が集まり、宣伝効果も含めるとさらに収益は星野源さんのもとに集まると思われます。(個人の感想)
少なくとも動画投稿に使うために音源を買うひとは増えるはず。
なので、他アーティストやレーベルもこれから動いたほうがいいぞとなってくるのではないかと思ってます。
以前から個人に音源を使用されると売り上げが下がるみたいな考えがあるとは思うのですが、個人が宣伝しやすくなることで音源購入の流れがつよくなる仕組みができあがると思っているので、今後の音楽の売り方として流行っていく世界になってほしいです。
ただ、ゲーム業界でも任天堂以外で動画配信を許容しているのはマインクラフトやモンスターストライク他数タイトルという状況なので音楽業界もすぐには広まらないとは思いますけどね。
そこで宣伝と捉えて解禁の流れに踏み切れる会社は追い風になるはずです。(個人の感想)
さいごに
解禁されたとはいえ、個人としては悪意のない使用方法を心がけましょうというのと、音源使用をしたらチャンネル主本人は収益化できないよということは気をつけたほうがよさそうです。