【アイマス765ライブ】アニメからのPによるNEI感想

2025年8月に行われたアイマス765ASの「NEVER END IDOL!!!!!!!!!!!!!」の備忘録。

せっかくなので、あんまり765ASに詳しくないというひと向けに細かく書いておくかもしれません…。

ちなみに筆者はアイマスのアニメ(アニマス)が終わったあと(2012年)、友人にアニメを勧められて入りました。

ライブまでの意気込み

今回765ASの単独ライブとしては2022年7月のサンリッチカラフル以来3年ぶりの開催。前回、前々回の会場が幕張メッセイベントホールという狭き門(最大9000人キャパですがライブ時は7000人くらい?)で、今回はKアリーナ(あの花道でアリーナを潰しても1万7000キャパくらいはありそう)だったのでさすがに余裕かな?と思っていたのですが、蓋を開けてみるとチケット難民が多数続出ということで、すごいなーと思いました。

で、765ASは3年前から新曲はほとんど出ていない状況で、何をやるのか全くわからんって感じ。どうせ捨てるデータは最初から持たないように予習しませんでした。直前にYouTubeチャンネルでも配信されてたアニメのほう(アニマス)は視聴していたのでだいぶアニマスの口になっていたのはあります。

アニマス25話で使われたパシフィコ横浜

劇場版で使われた横浜アリーナ

アニメの口になりすぎて横浜市内にある聖地に寄り道したり、

ファミリーマートに売ってるチョコシュー

2014年の気持ちになって会場でプチシューを配ったりしていました(口の中をパサパサにさせてすみませんでした)

なんも予想できないので何が来てもよかったのですが、やっぱりアニメの曲を中心にやってくれるといいナ~なんて思ったりも。

ライブの総合的感想

そうして、2日間終えたNEIですが、

765プロダクション、

すげえ!!!!!!!!!!!!!!

すごかった…

本業アーティストじゃないし、20年もやってたらさすがにどっかで衰えを感じるような気もするんですけどね…今まで観てきた中で過去最高に仕上がっていたと感じました。

これはもはや根性に根性を塗り重ねた、血の滲む根性の結果なのかもしれません。

そして、選曲(セトリ)に関しては、古今東西のすべてを総括した、まさに集大成なセットリストでした。

初期の曲から最新の曲まで、ゲームやマンガはもちろん、コミックスやMRステージ、ニコニコ動画で流行ったネタまでほとんどを網羅していたのがすごかったです。

ゲームにしたって、アーケード版、Xbox版、PSP版、アイマス2、シャイニーフェスタ、ワンフォーオール(OFA)、プラチナスターズ、ステラステージ、スターリットシーズン、ミリシタの中からちゃんとやってますし、アニメはぷちますも対応。20年間のどこから765に入っても絶対に1曲はわからせるセトリになっているのが執念を感じます。というかゲームをやってればそれだけ思い出補正がかかったんだろうなと思うとちゃんとコンシューマーをやってこなかったのが悔しさもある。

とはいえ、個人的には世代の網羅に重点を置いていて、公演全体の統一感はそこまでな印象を持ちました。技範囲は広いけど合計ダメージ自体はたいしたことないみたいなイメージ。事前アンケートの発表演出もライブ中にやる必要性は感じませんでしたが、プロデューサーも公演に噛んでいるというアピールですかね。それでも出演者全員がマンパワーで殺傷力を高めてくるのがすごかったという話。

今回は出演者のすごさとアイマスの歴史を肌で感じられるまさに集大成な公演だったと思います。

曲ごとの感想

ここに書かれていないのは「すごかった」しか言えてない曲です。

DAY1

THE IDOLM@STER、さすがに緊張感がマックスまで高まってたタイミングでの歌マス。おそらく1曲目はなにがきてもドカ湧きだったと思うけど、大阪に降り立ってすぐにたこ焼きを振る舞ってもらうくらいの王道選曲でいきなりボルテージが突き抜けましたね。久しぶりに全力で声を出したのもあって1曲目で喉が枯れましたw

THE 愛オハヨ○サンシャインコーヒー1杯のイマージュ、最初のあたりはプロデューサーアンケートにかこつけてディープな楽曲を消化していくライブなのか?と思ったりもしました…。過去のベスト盤、ぷちます曲、アニメ円盤の特典CDだったりと知ってるひとしか知らない楽曲の数々。オハヨ○サンシャインなんてぷちますを代表するにしても他にあっただろうに!先生!次は「あ・り・が・と・YESTERDAYS」が聴きたいです!!

ID:[OL]、社長のパートが今回録り下ろしだったのもよかった。CD収録の頃は高木順一朗氏の声だったので、その頃も総括するという意味ではなくてはならない楽曲だったように思う。

edeN、ID:[OL]からの緩急がすごかった。どこから撃ってもドカ湧きになるつよつよイントロであることを再確認。

Halftone、雪歩と真のMRライブ「はんげつであえたら」は1公演だけ参加したけど、やるのがわかって参加するのと知らずに飛んでくるのとではテンションの上がり方が全然違いますね。あと会場がデカかったというのもよかった気がする。やはり演者ライブでしか得られない栄養素もある…。背中合わせになるフォーメーションがかっこよかったです。

夏のBang!!、スタマスでお世話になった曲なので聴けてよかった(スタマスは新規楽曲とストーリーが関連してるのもよいところ)。サビがどこかよくわからない楽曲なのですが、ライブで聴くと声を出せるところが予想以上に多くて盛り上がれました。あとは演者のパフォーマンス、すごくよく動いててすごかった。

VOY@GER、センター中村繪里子さんのVOY@GERめっちゃよかったな…。Kアリーナのレーザー演出と相まってめっちゃかっこよかった。あとは最近聴いてないけどMOR(MUSIC ON THE RADIO)のテーマ曲というイメージがつよい。

READY!! & CHANGE!!!!、アニメ25話のエディットverをライブで披露してくれるとは思わなかった。モニターで「READY!! & CHANGE!!!!」のタイトルを見たとき、咄嗟に「レディチェン!?」なんて今まで使ったことのない略し方で叫んでたのが面白かった(自分で言ってて勝手にウケてるひと)。

キラメキラリ、約束された勝利のキラメキラリ。ノンストップメドレーってなって初手でこの曲が来るのはやっぱりアイドルマスターのライブ。ここで一気にUOが6本逝ったけど、ショートバージョンじゃなかったらあと4本は持って行かれてた…。この曲がセトリにあるかどうかでその日のUOの準備量が全然変わってくるやつですね。ギターソロのところは階段降りて花道ダッシュしてたよなあ(花道ダッシュまでしてたっけ?)

おはよう!!朝ご飯、またやよいの持ち曲だったからやよいと千早の2人で歌うのかと思ったら千早ソロ!?しかも音程に忠実な歌い方のせいでロボットみたいになるというネタのメカ千早!?令和のライブでメカご飯が聴けることある??あとあと振り返ってみると貴重なソロ枠にメカご飯をぶち込む演者がいるってマジ!?

The world is all one !!、ざわわんだ!ってメンバーを見たらコミカライズ作品『The world is all one !!』の3人(SprouTというユニット)で横転。3人verざわわんのCD音源をずっと待ってるのでライブで聴けたの嬉しい。それはそうと3人verのCD音源も出して。

全てのアイマスPが『The world is all one!!』(ざわわん)を読んでほしい3つの理由【コミックス】

2020.01.20

TOWN、7thライブの円盤を観てて、会場中でてってってーをやってるのいいなーと思っていたので今回自分も参加できてかなり嬉しかった。今回7thライブコンプレックスが少しやわらいだ感じがあります。周りがさいごの”て”まで言っててよかった。

Fermata in Rapsodia、ミリオンライブ、しかもMTWの曲やるんだ~~!?ってなって驚いた。サンリッチのときにやるかなと構えて全然やらなかったので今回もやらないと思っていましたがミリシタ枠ということですね。原さん、たかはしさん、今井さん、Vo.力団の大先輩すぎる~~!!この3人でライブ歌ってるの観たの初めてかもしれない。CDで聴くよりもよかった。

Discord Area、ミリオンライブ!?しかもMS2はさすがにやらんだろ~~って思ってたのにやってて驚いた。好きな曲ではあるけどこんな集大成ライブでやるには思い出が足りないやつ!と思ってたのに若林さんのダンスで圧倒されました。実力で思い知らされた。ライブってダンスで圧倒されてもいいんだ…。

マリオネットの心、何度も披露されてる定番曲という印象でしたが、今回のは過去一でよかった。というかDAY1でいちばん心に残ったかもしれないくらいのやつ。長谷川明子さんどうしちゃったの??なんかボーカルにも気合いが入ってましたね…。

隣に…、すごい。ライブ前に配信されてたYouTubeチャンネルで隣に…の収録エピソードも聞いてたので、キャラ声っぽい歌い方なのかシンガーみたいな歌い方なのかにも注目していましたが、たかはし智秋であり三浦あずさといった、今の隣に…を聴けた感じでした。

I’m yours、隣に…のあとにロック要素も入ってるこの曲を持ってくるのかよ…そもそもソロのさいごを赤や青で締める必要なんてないのにね…。と頭の中で考えてたりもしましたが、中村繪里子さんの間の取り方、役への没入感など、すべてが神懸っており、これまた実力で思い知らされました。セトリの順番なんて765プロにとってはただの飾りでしかないんですね…。あと「いつでも呼んで 私の名前を」の箇所、サンリッチのときは無歓声だったので名前を叫んでいいものかずっと気になってましたが…、あの叫べと言わんばかりの演出、好きだ~~。しっかり叫ばせてもらいました。

Colorful Days(12 Colors)、やっと聴けました。今まで縁がなく、しかも765プロ全員で歌うことなんて初めてなんじゃないでしょうか?今までできなかった分ホワイトーイエロー……の部分をしっかりやろうと思いましたが、初回だと咄嗟にアイドルの名前が出てこない…。あとペンライトのカラーチェンジも手が滑って上手く行かなかったり…。無念…。でもよかった。

約束、あくまで個人的な感想で演出を非難するわけでもないのですが、お手紙の演出は僕はあまり刺さらない層でした。ライブは純粋に楽曲で楽しみたいというのがあるので。
そうこう言いましたが、約束はよかったです。アニメを直前に観返していて思ったのは、20話で全員で歌詞を作ったからこそ千早のピンチに全員が助けにいけたという演出がとてもよかったので。今回全員が最初から最後まで歌うというのはこの演出意図の延長線上にある気がしてすごく納得感がある。あと、765プロの声ってそれぞれ個性があるのに全員で歌っても誰も邪魔しないのがほんとうにすごいというのをこの約束でも再認識しました。ハーモニーがほんとうに無敵。聴き惚れてしまいました。

私たちはずっと…でしょう?、約束のあとのでしょう?が無敵すぎる~~。DAY1の時点でアニメ勢かつ7thライブコンプレックス民としては9割くらい回収できてよかったの気持ち。

M@STERPIECE、ライブが発表された時点でさすがに確定演出すぎたけど、やっぱりあってよかったM@STERPIECE。ラストの春香、千早、美希が並ぶところも完璧再現でうおおおってなったし銀テが発射されるタイミングも劇場で何度も観てきたシーン。あとはあのステージでバックダンサーがいないと物足りないなと思ってしまったのもその他がかなりの再現だったからなわけで。

DAY2

GO MY WAY!!、聴きたいなーと思いながらも初っ端にやってもらうとビビる。やよいの「れぅ~」を聞き逃した新参Pです。

relations、今までのプロデューサーアンケートの人選があまりピンと来てなかったのに対していきなり核心を突いてくる2人が選ばれてびっくり。しっかりあのイントロが流れてきてよかったです。というかこの2人のオリジナル披露が初めてってマジ??長谷川さんが歌唱力でぶつかっていっててすごかった。relationsってこんなに熱い曲だったんだ。

MOONY、律子も含めた竜宮小町4人での披露。MCでも言われてたけど竜宮小町発表(5話)のときのEDだったところもGOOD。イントロで「歌えるのに歌わないなんてもったいないYo~」みたいなセリフ(幻聴?)も聞こえてきて、直前にミリシタのSMOKY THRILLイベントコミュを読んでおいてよかったの気持ち。アニメ24話と劇場版を越えた律子はもっとやりたい気持ちに素直になってる気もしなくもないのでミニライブとかでたまに出演してる未来はあります。

チクタク、前のYES♪と続けてオリメン披露。なんの前触れもなく飛んできたのでびっくり。この曲ってアイマス2の頃のCDだったよな~と思い出してたら、SMOKY THRILLのCDのカップリング。うわぁ懐かしい~~ってなった。今回、765楽曲自体は懐かしいという感覚がほとんどなかったんだけど、さすがにSMOKY THRILLのCDは懐かしい。律子の「恋するミカタ」も収録されてるよ。

shiny smile、聴いてると盛り上がる曲という感じでもないんだけど、なぜかアイマスにハマってTSUTAYAでCDをレンタルしまくってた頃を思い出した。青春の楽曲すぎる。あとは高山祐介さんのことも思い出してしまう…(ゆくマスくるマス2023でこの曲が好きだということを言及)

エージェント夜を往く、とかちつくちてネタ再現もよかったけど単純にかっこいい曲だなぁってなった。レーザーとかスモッグ(幻覚?)とかもあってね。20年経っても楽曲には古さがない。間奏とか聴いててリンダ(LindaAI-CUE)さんが最初の曲から無茶苦茶やってますねぇって感想。そりゃああの曲をしっかりステージ披露できたらトップアイドルに近づきますよ。

REALIZE!!!、DAY2は古(いにしえ)の曲たちを順当にやりながらもブロック最後は令和フェアリーの新曲。おそらく予習不足な古のPもいたんじゃないかなと思うけど、圧倒的な力でねじふせられましたね…。やっぱり確定で聴けるMRライブよりもこういうライブで聴けるのが大きいし、演者がキマりにキマってたのもほんとうによかった。作曲のR・O・Nさんはたまにアイマスにやってきて最強曲を置いていくんだよな…。

キラメキラリ、前の乙女よ大志を抱け!!から続けざまに飛んでくるキラメキラリが俺たちのアイマスライブって感じでよかった。ただ、今フルバージョンでやられてたら人間の身体を保てているかは怪しい。演者によっては覚える曲の軽減のために両日同じ曲をやるのかなーなんて思ってたら、今回の選曲には並々ならぬ想いがあったというのと、DAY1では花道ダッシュしてたはずのギターソロ部分で花道には向かわずゲームバージョンの振り付けをしていて同じ曲でも2度美味しかった。

I Do、隣に…のアンサーソングという話は言われてから気づきましたが、ダンスがすごかった。10年前にアキレス腱断裂やってたひとと同じひと!?って衝撃やら感動やらがありました。

YOU往MY進!、ライブパフォーマーすぎた。汗拭き用途以外のタオルをちゃんともってきた自分をほめたい(DAY1ではタオル自体忘れて100均でハンドタオルを購入奴)。充電切れで観客に応援させる演出も驚きでしたが、音程が飛んだところも逆に笑いに変えるのLIVEすぎる。場数の多さによる対応力を思い知らされましたね。あと下田さん自体がライブを楽しんでるのも感じられてよい…。

いっぱいいっぱい、もうひとりライブパフォーマーが登場。よすぎて語ることがない。俺たちのアイマスライブ…。個人的にはキラメキラリよりも久しぶりに聴いた楽曲だったので聴けて楽しかった…。

Day of the future、DAY1のマリオネットから長谷川明子さんがキレッキレすぎてすごかった。もうすごかったしか言えない…。俺たちのアイマスライブ…って言いたいけど記憶の中よりも過去一でパフォーマンス上がってて全く別物でした。

Good-Byes、「うわぁ!Good-Byesだ!聴きたかった奴!」と心の中で叫んだくせにコールをまったく身につけておらず…。クソ雑魚でした…。

tear、ダンスがすんごいやんばい。かっこよすぎる…。Kアリーナってどこからでもステージが見やすくて、今回は振り付けでも圧倒されることが多かった。

Next Life、今回のソロ曲はみんなが聴きたいであろう定番曲が多かったので、響はRebellion来るか?と思ってたところのNext Life。マジで歌唱パートが少なくてアイドルソングとは…?になる。その分ダンス特化みたいなステージですごかった。DAY1美希のマリオネットの心とかもそうなんですけど、最近ミリオン(10thライブのAct-3)でもやってたのを比較すると、本家も相当に仕上げて来ていてて、むしろミリオンのステージを見て本家のパフォーマンスに火が点いたんじゃないか?みたいな勝手な想像ができてアツかったです。

GR@TITUDE、スタマス民としてはプロジェクトルミナスとして披露してほしかった=765だけで披露するのはいかがなものか?と現地で思ってしまったのですが、全く浅はかでした。GR@TITUDEは期限付きプロジェクトであるルミナスの解散が近づく12月に実装される曲。歌詞には「また歌おう!約束だよ!」や「離れたって心だけは私たち一つだから」といった解散したあとのメッセージまで書かれており、ルミナス解散後の765単独ライブにルミナスのメンバーを招待してこの曲(メッセージ)を伝えたんだという想像までしたらしっかりとスターリットシーズンしてたことに気づき、後日になって泣きました。作詞の森由里子さんに敬服。2025年末の合同ライブでもしっかりルミナスとして披露されたらとてもよい。

まっすぐ、アニメの24話を観た直後だったから、メンバー全員でのこの曲が聴きたいという想いがつよすぎて、正直カーテンコールやDestinyのときも「あぁ、まっすぐさんはこなかったんだ…」って気持ちになっていたのですが、これも浅はかでした…。こんな使われ方されたらもう負けを認めるしかありません。「and you…」のときに条件反射で「巻き込むな!」と言ってしまうのは悪い文化、お前が始めた物語だろ…。そもそも「すべてのプロデューサーのみなさま」のあとに「and you…」が出てくるの誰だよってなる。

因縁の曲

自分REST@RT、やってないです。やってないんですけど、今回のライブを総括すると「自分REST@RTをセットリストに入れずして集大成ライブを謳うのは嘘」だと思えるくらいにはこの曲をやらなかったことにショックを受けてます。まさかこんなに引きずるとは自分でも思わなかった。
もちろん、”やらなかった”ということは”やれなかった”ということなんですけど、そういうできるできないみたいな話の前に、この曲が僕のアイマス人生においてどれだけマスターなピースだったかということが今回わかってしまったのです。
アイマスに入ったきっかけはアニメを勧められたからであって、アニメ1話を観るよりも前に13話のライブシーンを観させられて「なんだこのおもしろい掛け声(コール)www」となった”つかみ”の曲。また、初めて現地ライブに行ったのが、MUSIC FESTIV@L OF WINTER!!(通称冬フェス)という公演で、その公演ではSEが終わって第1曲目が自分REST@RTというとんでもないセトリ。垂れ幕が落ちてあのイントロが流れる瞬間は初現地参加の人間に大きな爪痕を残しました。コロナ禍で開催されたバンナムフェス2ndでは声も出せないのに披露され、悲しくなりながらも嬉しくなるというわけのわからない精神状態にもなりました。
アニメではステージ披露だけじゃなくて、習得レッスンや春香が自分の価値観を思い出すシーン、可奈が河川敷で歌おうとするシーンなど、なんども使われてきた楽曲です。765ライブといえばキラメキラリとジブリくらいの楽曲でもあります。事情がなければこの楽曲を外すなんて絶対にありえないと断言できますが、残念なことに事情があってしまうんですよね…。
今回、もちろん「できないんだろうな」という気持ちもあったので無理やりにでもやれよと言いたいわけではなく、やらなかったことでここまで自分の中では重要な楽曲だったんだなと気づけた。ということが言えればなと…。まあでも悔しいです。

さいごに

NEIは、演者のパフォーマンスもそうですが、20年走ってきたコンテンツのすごみを直接味わえた公演だったと思います。

今回初めて765ASの現場に来るというひとが多かったのも印象に残りました。行きたくてもチケットが取れなかったり当時はまだライブに行けるような状況じゃなかったりとかのひともいたかと思いますが、他のアイマスブランドからの流入だったり、アイマス自体は20年前から知ってたけど今回初めてライブに来たというひともチラホラいて、それだけの人を惹きつけるパワーがあるんだなあ…と。あとは海外からようやく来れたという参加者も結構いたようにも見えました。

ひとりじゃ届かない景色、古のPだけでも新規のPだけでも国内のPだけでも見れなかった景色が今回は見れたような気がします。これは単独でのドーム公演も行けるのでは?さすがに難しいか?(こうしてまた倍率を甘く見積もるという失敗を繰り返す…)