シンデレラガールズ(デレマス)が10周年を迎えようとしているところ、ボイス実装アイドルがようやく半分くらいになったという話で盛り上がっていました。
デレマスの特徴として、キャラクターのボイスは最初は実装されておらず徐々に声帯が実装されていくというもので、自分はそのやり方に10年続く秘訣みたいなものを感じていた派だったのですが、最近になって考え方に変化がありました。
なんかもう、見ててつらいな…って
そのビンゴ大会まだ続けるの?
キャラクターボイス(CV)が約半分実装されたということは、約半分はまだ実装されていないということです。
まだ90人くらいのアイドルにボイスが実装される楽しみがある。
そう考えることもできるでしょう。
しかし、ボイス実装組が増えていくにつれてそういった盛り上がりは徐々に下がっているのではないか。と感じるわけです。
そう思える理由として、ボイスの実装は勝ち抜け形式というところが大きいように思えます。人気や知名度のあるアイドルから抜けていったらどんどんと盛り上がりに欠けるのもわかる。
例えばビンゴ大会。
ビンゴは基本的に最初に当たれば当たるほどよい景品をもらえ、終盤で当たったひとがもらえるのはせいぜい参加賞なくらい。途中打ち切りだってありえる。
シンデレラガールズでも初期からボイス実装されたアイドルはCM(シンデレラマスター)のCD化だったりソロ曲の2曲目をもらえていたりと比較的に優遇を受けています。だいぶ途中から参加したメンバーの場合、ソロ曲がしんげきCDのカップリングに入れられたりと同じ優遇を受けることはできていません。(それでもマシというヒエラルキーめいたものは存在するかもですが)
また、ビンゴ大会ではキリ番賞みたいなのもあり、19番目に当たったひとより20番目に当たったひとのほうがいい景品がもらえたりすることもあります。それが今でも1年に1回くらいは実装されているCM枠といったところでしょうか。
しかし、そんなキリ番枠とも言える枠は新規追加アイドルのためにあてられているのが現状だったりします。遅れてきた参加者が「あ、私のビンゴカードビンゴになってたわ〜」と言ってそうそうに抜けていくのと同じです。
そして部外者から見て、既に多くの当選が出てしまったビンゴ大会に対して「続けるの?コレ。」といった感情になるのは待ったなしです。さらに当事者も回し続ければいつかは当たるビンゴでなかなか当たらないというのもつらいだろう。いつ打ち切られるかという恐怖もある。そういう点でも約半分がボイス実装されたタイミングでこれ以上同じボイス実装ペースを保っていてもいいものかという気持ちがあります。
あとは個人的な話、ボイス未実装キャラが絞られてくると「見たことあるキャラ」から「見たことがあるような気がするキャラ」になる割合が増えてきました。それでもまだ全体の半分はボイス未実装というのも不思議な感覚ですが。
ハズレみたいな感覚になる
デレステのガシャでSSRが引けたとき、アイドルが無音だと初めて取得したとしてもなんだか素直に喜べない感じがあり、俗な言い方をすればハズレ感が出るのはやっぱりいかがなものでしょうか?(ボイス未実装が多数派だった時代だとそこまで思わなかった気もしますが、そもそも全員のSSRが実装されていないというのもあった)
もちろん、ボイス未実装のアイドルでも知ってるキャラであれば嬉しいですし、カードを使っていくことで愛着が湧いていくパターンもあります。
でも、別に初見のひとからすれば最初から声がついてくれればいいという話です。
残りのアイドルのために一気に声優を見つけてきて準備をするというのはおそらく不可能で、コンテンツ側がもともと全員に声をつけるつもりなんて微塵もなかったという事情も察しています。
けれどそれは開発側の都合で、消費者側が言い聞かせていた「徐々に声がつくやり方はコンテンツを盛り上げている」という強みだったものはさすがにもう強みではないのではないか。
声優ガチャは楽しみ
ボイス未実装問題はさておき、ボイス実装時にどんな声優が声を当てるのかというお知らせ(俗に言う声優ガチャ)は楽しみにしてます。
シンデレラガールズは知名度のあるひとから今まで光の当たらなかったひと、多芸な人材にド新人まで幅広くキャスティングしてくるのでさすがにガチャみが深いです。
知ってる名前を見るとテンションが上がりますし、知らないひとも調べていくうちにすごい経歴だったりするとおもしろいのでやっぱりガチャです。
新しいガチャが開催されましたよ!
今回の新登場アイドルはこちらです!八神マキノ(CV:二ノ宮ゆい)#imascg_chihiro #デレマス pic.twitter.com/ZXukwLj4qC
— アイドルマスター シンデレラガールズ公式 (@imascg_chihiro) September 9, 2021
この辺りの声優発表タイミングを見るとやっぱり小出しに発表していくほうが注目を保ちやすいんだろうなと思ってしまいますね。
あとはいま小学生や中学生の声優志望の子たちがシンデレラガールズになれる機会があるという面でも実装期間が長いことが必ずしも悪いことでもなかったりしますかね。(おそらくまた2,3年後に新しいアイマスブランドが立ち上がってそうだですが)