ポケモン出戻ったのですが、スイッチってゲームカードにデータ保存されないの初めて知ってほんとに出戻りになってる。
せっかくだし主人公の性別変えた pic.twitter.com/0EJT9FftLs— せつ&P (@tatitutetotato) 2019年12月22日
3DS以前のポケモンと同じ感覚でスイッチ版を遊ぶとセーブデータがいつの間にか消えてるなんてことになります!(なりました)
セーブデータは本体に保存される
いままでのポケモンは買ったゲームカセット(ソフト)1本に1つのセーブデータが入っておりました。
なのでソフトを残しておけば本体を買い換えても同じデータで遊べるわけです。
しかし、ニンテンドースイッチではゲームのセーブデータはゲーム機本体に保存されます。
そのため、ソフトを残していても中にはセーブデータが残っていません。
据え置きゲームの流れで言えばゲームキューブやWiiなどが本体(メモリーカード)保存だったので違和感がありませんが、
ポケモンだと今までが携帯ゲームだったので気づかないひともいるかと思います。
複数買いは無意味
本体でセーブデータを管理するということは3DS版以前のようにソフトの複数買いをする意味がなくなりました。
例えばサン・ムーンの時代なら、セーブデータを4つ持ちたければ、サンを3本、ムーンを1本といった具合に実際のゲームソフトを4つ購入する必要がありました。(普通のひとはそんな買い方はしないと思いますが)
いちおうソードとシールドで分けて扱うことはできますが、
ソードを2本買っても本体が1台しかなければ意味がありません。
ゲームキューブが1台しかないのにスマブラDXを2つ買うようなものです。(伝わるのか…?)
中古で買っても初めからしか遊べない
ソフトにセーブデータが保存されていないということは中古で買ったソフトも単なるカセットです。
ポケモンだと中古で買うときに前のひとのセーブデータが残ってないか確認するのがちょっとした楽しみでしたが、そんな体験もできなくなりました。
ということはいままでスイッチで出たソフトも今後発売するソフトも新品で買うのも中古で買うのも特に変わりがないというわけです。(値段の違いくらい)
ひとつのソフトで何本でもセーブデータが持てる
逆にいままでのポケモンとは違うのが、ひとつのソフトで複数データを持つことができるようになりました。
1つのソフトで4つセーブデータが持てるゲーム(ドラクエとか)のように、4人分のデータ、さらには8人分のデータなど、本体容量の許す限りいくらでもデータが作成できます。
そのためにはスイッチのユーザーを作成データの数分用意しておく必要があります。
なので、ストーリーを遊ぶだけならば1つのソフトで家族4人が違うプレイヤーを使って交互に遊ぶこともできるようになりました。
昔なら家族4人が違う主人公で遊びたければ4つソフトが必要だったので不思議な感覚ですね。
本ROMのデータは消したくないけど縛りプレイとかでまたストーリーを1からやりたいというときにも利用できるようになりました。
ネット通信はアカウントで管理
セーブデータを何本も持つことは可能ですが、オンライン対戦やふしぎなおくりもののインターネット受け取りを行う場合はニンテンドーアカウントやオンライン会員の登録が都度必要です。
なので、Aさんが先にオンライン会員のアカウントで登録した場合、Bさんは新しくオンライン会員にならないとネット環境で遊ぶことができません。
そういう点でスイッチは複数人で回して遊ぶことを想定して作られているのを感じます。
※じつは家族8人(8ユーザー)まで一括してオンライン会員に登録できるファミリープランがあります。さすがは任天堂。
本体間のセーブデータ移動が可能
1つのゲーム機本体のなかにある2つのセーブデータどうしでは通信プレイはできません。(そもそも前のユーザーのプレイをおわらせないと次のユーザーで遊べません)
ですが、AさんのデータとBさんのデータで通信対戦をしたいとなったときに、2台目を用意してデータを引っ越せば通信プレイが可能となります。そのときは2台目用に新しくソフトが必要となります
もしスイッチの2台目を買う場合はデータの引越しもできることを考慮しておきましょう。
まとめ
ピカブイをプレイしていたひとならもう慣れてるのかもしれませんが、
今までのポケモンをやっていたひとはスイッチ版でのセーブデータの扱いに困惑するかもしれません。
これが据え置き版でポケモンができるようになった影響ということですが、
ひとまずはゲームソフトの中にセーブデータは保存されないよということを覚えてもらえばいいかと思います。データを残したかったのに本体のほうを売っちゃったりしないように。