アイマスの3DCGライブの話をするとき、一括りに「xR」と言ってしまいがちですが、もともと「MR」という単語もあるので実際にどう区別すればいいのか?という疑問があります。
正直、ファン同士で語るだけならどう呼んでも伝わるかと思うのですが、個人的には配信用の映像に手間を加えているのがxRなのではないか?と考えておりました。
この記事では、言葉の意味や過去のアイマス3DCGライブを確認しながら、xRとMRの違いについてまとめてみました。
目次
言葉的な意味
まずは、それぞれの技術名称について意味を調べてみましょう。
(参照)XR(クロスリアリティ)とは?VR・AR・MRの違い(キヤノンITソリューションズ株式会社)
参照元から引っ張ってきた内容は下記。
- XR…現実世界と仮想世界を融合し、新しい体験を創造する技術で、VR・AR・MRなどの先端技術の包括的な総称
- VR…CGで構成された、映像すべてがバーチャルな空間(仮想現実)
- AR…リアルな現実の風景にさまざまな情報を付け加える技術(拡張現実)
- MR…実際にはその場所にないものを現実世界と仮想の世界を重ね合わせて表示(複合現実)し、自由な位置や角度から体感できる技術
ここから解釈して簡潔に言い換えると、
- VR→フルバーチャル
- AR→現実にバーチャルを投影(召喚)
- MR→現実のものを利用してバーチャルに実在性を与える
- XR→VR・AR・MRのことを区別なく言ってるだけ
という感じでしょうか。
(参考)「アイドルマスター」シリーズ20周年一」その先の未来に向けて進化する「アイドルマスター」シリーズ(バンダイナムコホールディングス)
アイマス(バンダイナムコ)でも技術名称については同じ様な使われ方をしています。
ちなみに、”xR”という表記(Xが小文字)は、XRという技術そのものがあるわけではないので区別として小文字にしていたからとかなんとか。
アイマスにおける3DCGライブの例
技術名称の意味をおおまかに把握したところで、実例を見ていきましょう。
(参考)【xR?MR?AR?】アイマスの3DCGライブを並べてみる(けい note)
参考のnote記事以外にはMRライブである765プロの『MUSIC♪GROOVE☆』や、直近で行われた876プロフェスも見ていきます。
今回のテーマ的には、xR = MRとVR(AR)を組み合わせたものと言ってもいいのかな?と個人的には思っています。
MRライブ
タイトルにMRとついているのは765プロの『MUSIC♪GROOVE☆』(以下MG)と、ミリオンの『Dreamin’ Groove』のみ。
MGはかつて横浜に存在していたVRシアターで行われ、椅子やダンサーなどの現実のものとバーチャルなアイドルとを並べることでアイドルが現実(ここ)にいる感覚を与えてくれました。
そういう意味で、複合現実としてのMRというタイトルに偽りなしです。
次に、ミリオンのMRに関してはMGほど現実の小物を上手く活用していたわけではありませんが、ステージの垂れ幕やライト、銀テープなどのリアルライブと同じ演出でMR(複合現実)を表現していたと言っていいのかもしれません。
そういった意味ではそれ以降の3DCGライブもMRライブと呼べそうですが、ミリオンMRの後からはタイトルにMRを使わなくなったのでなんとも言えません。
当時のオンライン配信状況に関しては、MGはオンライン配信無し、ミリオンMRのほうは配信がありましたが現地の様子をそのまま映しているだけでした。
xRライブ
xRについては、『はんげつであえたら』以降の765プロライブや283プロ、シンデレラのライブで出てきます。
xRライブは、MRライブに加えて配信用にVRの映像を加えたもの。というのが個人の見解です。まあ、xRのもともとの意味で言えば他のMRライブもxRライブと言えるのですが…。
その理由をこれから解説します。

https://www.youtube.com/live/LQximhJzzik?si=LgesC79gmmxUs4PN
アイマスでxRライブと銘打たれているものは、配信用のVR映像(リアル空間とは別の領域)が用意されているので上述の見解に至りました。
そのため、前述したミリオンMRはオンライン配信こそあれど会場カメラからの映像のみだったのでxRではないと言えます。

https://www.youtube.com/live/07Pf6G51_Hc?si=smAnRsPVldPCEGVK
では、25年末のシンデレラライブでもxRが付いているのはなぜか?と言えば、MRに加えてAR要素を足しているという意味でこちらもまたxRらしさがあるのです。
その他の3DCGライブ
それでは、ライブ名にMRともxRとも付いていないライブについても見ていきましょう。

https://www.youtube.com/live/LiY9wb43dlQ?si=f_0ChZOgq3SyX5pc
315プロのファンコンは、会場カメラの映像だけのようなのでxRライブとは言い難いかと思います。MRライブとつけなかったのはまた別の疑問ですが。

https://youtu.be/_mrQoax-M1w?si=SrKoWoHA2Sgz__Ow
876プロフェスは配信用のVR映像も用意されていたようなのでxRとも呼べそうですが、ライバーアイドルのヴイアラがいるのでややこしさ回避のためにxRとは付けにくそうです。

https://www.youtube.com/live/6vyTdhDcTbs?si=sfxTqgQY4kb9k1TY
アイマスEXPOの765ステージ、これはxRです(「あれはガンダムだ」のノリ)
ただ、EXPOの他ブランドの配信を観た限りでは、アイマスEXPOのステージ全てに配信用の別映像を用意していたわけではなさそうだったので、合わせるように765ステージもxRとは付けなかったのではないでしょうか。
あとは、xRライブと言っている公演はストリーミングセットのチケットが存在する = 力の込もった配信映像を用意してますよという意図もありそう。
まとめ
まとめると、アイマス的には観客を動員する3DCGライブのほとんどがMRライブではあるけど、そこにプラスして配信用のVR(AR)映像を用意したのがxRライブなのかなという見解です。
ライブ情報にMRと付けないようになったのは、キャラクターの3DCGライブが昔よりも浸透してきたのと、MRと付けないことで実在性(MORE RE@LITY)をさらに高める意図があるからではないでしょうか。
なので個人的に、xRと付いていなければMRライブという言い方をメインにしようかと思いましたが、xRと言っても広義的には間違いではなさそうです。3DCGライブという言い方に逃げることも可能。
これで今後xRとつけずに力の込めたVR映像を用意するライブが来たら何も言えません!


