どうも、せつ(@tatitutetotato)です。
2023年7月に行われた765ミリオンライブのMRライブの初回公演に参加したので感想を書いていきます。
MRライブを知らないひとにざっくり説明すると、
普段のアイマスライブのようなアイドルの中の人(声優)ではなく、キャラクターそのものが歌って踊るライブとなっています。
内容は全体的にネタバレとなりますので、日曜日公演を控えている方や配信まで我慢される方はブックマークかなにかをして一度お戻りください。
ここから先はネタバレゾーン。
まず結論まとめです。
- 普段のライブではありえない公演
- 765ASのMRよりも華やかな演出に
- 単推しとして行くと軽く絶望するかも
- (おまけ)会場の一体感
目次
すんごいやんばいセトリ
まあまずは今回のセトリを歌唱メンバーと合わせて見てください。
(参考)765 MILLIONSTARS LIVE 2023 Dreamin’ Grooveセットリスト(アイマスDBさん)
公演時間は1時間程度で12曲しかやっていないのですが、
コミックス(ゲッサン、BC)のカバー音源や、765ASのオリジナル音源とMIXをした特別バージョンを披露してたりします(既存のCD音源をフル活用しまくり!)
例えばmy songでは、1番に真、あずさ、伊織のオリジナル歌唱、2番にゲッサンカバーの翼、ジュリア、瑞希が歌唱。ラストには6人で歌うという流れでした。やりやがったッ!!Dreamin’ Grooveすげえッってなりました。
公式ページには”一部の歌唱曲など公演ごとに異なる部分もございます”という記載があるので、おそらく日曜日公演ではカバー曲部分が変更となる気がします(現地行きたいねぇ)
(追記)日曜日公演では1曲のみ変更(春風満帆スターティングの部分がリベレイシング/アロンか夢みがちBrideに変更)となったようです(伊吹翼さん他の負担が変わってなかった)
さらには、今回披露された12曲は全てフルサイズ。振り付け(モーション)に関してもミリシタでは実装されてない部分までしっかりと用意されていました。スゴイデス。
765ASのMRライブとの比較
2018年から横浜のDMM VR THEATERで行われていた765ASのMRステージ(以下横浜MR)とも比較してみましょう。
横浜MRのウリは主演アイドルのソロコーナーで、モーションアクターのひと(動き担当)と中のひと(声優)がアドリブを効かすことですごい現実感を出していました。(ぶっつけすぎて水瀬伊織が「TT兄弟の”T”で合ってる?」とか言い出す)
これはこれですごく革新的だったのですが、背景は真っ暗で殺風景だった記憶があります。また、主演アイドルのソロコーナー以外では角度を固定したゲーム映像を観ている感じが否めませんでした。
ミリオンのMRの方はアドリブがないおそらく全編収録だったので、横浜MRのソロコーナーに比べれば現実感はそこまでで、ミリシタのすっっっごいMVを観ている感はまだありました。
ただし、背景がちゃんと用意されていたりフルバージョンだったりミリシタに存在しないモーションを使用していたりで映像体験としてはかなり技術的な進歩を感じました。
先程のmy songの例だと、翼、ジュリア、瑞希が上からブランコに乗って登場するという演出があり、もちろんミリシタではブランコに乗るモーションはありませんし、キャラによって揺れ方が違うのが衝撃的でした。(翼は結構ユラユラしていて衣装のスカートの中が見えてしまわないか心配でした笑)
現実にアイドルたちが”存在”するという感じは横浜MRのソロパートのときよりも少なめでしたが、総合的には現実の”765プロライブ劇場の公演に来た“感はすごくありました。後述する観客との一体感的な部分でも空間単位でのリアリティはありましたね。
ミリオンMR没入感がよかったねえ pic.twitter.com/sGz3L9thro
— せつ&P (@tatitutetotato) July 1, 2023
アイドルを応援できるがしかし…
MRライブの醍醐味として、普段の声優ライブとは違いアイドル自身の活躍を観てアイドルの名前で応援できるところは新鮮でとてもよかったです。
ただし、今回出演メンバー34人に対して曲数が12曲のみ。1曲しかステージに立っていないアイドルもざらにいました。
そういうものと理解していればよいのですが、がっつり担当アイドルを応援するつもりで来たら肩透かしを食らいます。私が参加したのが初回公演だったのでさらにその気はつよかったですね。
今後はより出演メンバーを絞った回とかがあるとさらにシアターの公演感が増すような気がします。
会場の一体感
ここからはミリオンMRそのものというよりは初回公演の感想となります。
今回のイベント、どんなものかおおよその予想はしていましたが、正直どんなものを観させられるのかがわからないかなり不安なイベントでした。
初回公演だったので会場の参加者は誰も内容を知りませんが、逆に緊張感とオールスタンディング独特の緊密感が相まって会場のボルテージがいい感じに伝わってきました。
開演後、ちゃんとしたものを提供してもらえるとわかったときの安心感、開放感や声出し解禁で行われたキラメキラリ(フルver)のコール。断崖絶壁チュパカブラの頭のネジが全部ぶっ飛んでた演出に総勢が唖然となったり…。
この辺りの一体感がとてもよくてすごく心地よい空間でした。まさにGrooveって感じです。
それでも座席を設けてくれ~とは思いますが、オルスタの感じも悪くはなかったです。
今回は声優イベントではなくミリオンライブと765ASそのもののファンが多く集まっていたというのも一体感という点で一因していたかもしれません。
余談ですが、ミリオンライブにしては女性層が多い印象もありました(比較対象がアレですが、前の週のミリラジ公録の30倍くらいいた印象)。キャラクター(アイドル)にだけ興味がある層が一定数いるんでしょうかね?