アイドルマスターのコミュニティ内で使われる用語解説や独特の文化をまとめていきます。
あくまで初心者向けに知っておいたほうがいいワード・文化としての掲載であり、アイマスキャラや中の人(声優)の細かい迷言をまとめたものではないのであしからず。
また、個人の解釈が含まれている部分もあるのでご容赦ください。
目次
アイマス専門ワードまとめ
プロデュース
プロデュース…とは?
アイドルマスターという作品内で芸能プロダクションのプロデューサーが事務所のアイドルをプロデュース(育てること)してトップアイドルに近づけていくというあらすじが語源ではあるが、
リアルで使われるプロデュースとは、ファン活動のことを指す。
要するに、ゲームをしたりアニメを観たり作品の感想を投稿したり創作をしたりといったオタク活動全般のことをまとめて「プロデュースする」ということである。
プロデューサー
アイマス世界における主人公が芸能プロダクションのプロデューサー。
なのでファンの間でもロールプレイングの一環として自分のことをプロデューサー(アイマスP)と呼ぶ風潮がある。
女性ファンのことをパリジェンヌからもじってプロデュンヌと呼ぶ時代もあったが、昨今の男女平等化の流れから使用を控えたほうがよい傾向にある(あえて性別で分けるときは”女性プロデューサー”と呼ばれることが多い)
担当アイドル
担当アイドルと推しキャラの違いとは…?
アイマスのゲーム内で育成中のアイドルを担当アイドルと呼ぶが、その中でも特に好きなアイドルを現実でも担当アイドルと呼ぶ。つまり担当と推しは一緒で考えても大きく問題はない。
ただし、担当アイドル = 推し出したい(認知が広がってほしい)アイドル であり、見た目や性格が必ずしもタイプというわけではないという複雑なポジションで捉えるアイマスPもいる。ビジネス世界が舞台のアイマスならではの傾向ではある。
名刺交換
アイマスP用の名刺を印刷してライブ会場やオフ会で交換し合う文化が存在する。
名刺に記載するのは、自分の名前(ゲームやSNSで使用しているニックネーム)、担当しているアイドル、自身のSNSアカウントが一般的。
名刺交換という文化のおかげで初心者のうちでもイベント会場等で知り合いを増やすきっかけを作りやすい。
名刺の印刷には印刷業者を使う方法もあるが、名刺用の紙を購入し自宅の印刷機で刷ることも可能。
また、名刺に使う版権イラストについては、公式から使用許可の出ているもの以外は黙認してもらっているという意識で節度を持って使用するのがいいかもしれない。
協賛企業読み
協賛企業読み。提供読みとも言う。
ライブの開演直前にモニターから企業名が浮かび上がってくるので、それに合わせて企業名を叫ぶ。
本番前の発声やテンションを上げるために活用するアイマスPも多い。
たいていのアイマスライブでは企業紹介が入るが、世界観を大事にするイベントでは企業紹介がないことも。
アイマスですよアイマス
アイマスのライブや生配信の最後に演者さんが言うやつ。
演者が「これからも、アイマスですよ、」と言ったら会場のみんなで「アイマスー!」と言って終わります。
元ネタはゲーム版天海春香の「ドームですよ、ドームっ!!」というセリフが派生したもの。
アイマス最高コール
ライブの終演後に「アイマス最高!パパンパ・パンパン(手拍子)」と集団で叫びだす儀式。
ライブが楽しかったときや今までアイドルマスターを信じて着いてきてよかったと思えたものが口にするコール。
コールは何回か繰り返されるのだが、何回目で止めるのかはその場の流れが多い。7回くらいが妥当な気がする。
ライブ会場側もコールを把握されていることが多く、コールが止んだあとに場内アナウンスを始めてもらえるようになった。
コール本
ライブの日に有志によって非公式のコール本が配られることもある。非公式と言っても配布場所等は事前に許可を得てから行われる。
昔と比べてザ・コール曲という曲があまり出なくなったためか、コール本自体も少なくなっている印象。
アイマス曲のコールは文字だけではわからない部分も多いため、コールを覚えようとした場合、実際にライブに行くかライブ経験者と一緒にライブ視聴やカラオケに行くのがよいだろう。
ヘンタイコール
ヘンタイコールとは、アイマスの総合プロデューサー(矢面に立たされる中でいちばん偉い方)であった坂上陽三氏(ガミP)に向けて発せられた罵声コールである。
変態と呼ばれるようになった起因はアイドルにチャイルドスモック(園児服)を着せるようにしたことだとかなんとか。
坂上氏自体は2023年に総合プロデューサーの職を退任しているので今後ヘンタイコールを発する機会はないだろうが昔のライブ映像に残っていたりするので掲載。
JUNGO
山下淳吾氏(JUNGO)はアイマスライブの構成・演出家。
現在は765、シンデレラ、ミリオンを担当しており、SideMやシャニのライブとは無関係らしい。
ライブのセットリストに称賛や文句があった際にたびたび話題に上がる人物。
本人がどこまで選曲に関わっているかは実際のところ謎だが、ハッチポッチフェスティバル(2017)の際にカラオケボックスにこもって一生懸命選曲をしていたエピソードや、サンリッチカラフル(2022)の際に765曲をひたすら聴いていた話もあるので選曲にあまり絡んでいないとも言い切れない。
副業
アイマス界隈で言う副業とは本業のことである。
ロールプレイの最中であるアイマスPとしては、本業 = プロデュース業であり、生活や活動費用を得るための仕事 = 副業として考えている。
本業では一切収入がないどころか、バ◯ダイナ◯コ社へ上納金(ライブ費、ゲーム費、グッズ費等)を納めることも多いので副業(本業)でのがんばりは必須となる。
思い出ボム
思い出ボムの出自は初代アイマスやシャニマスにおける思い出アピール(必殺技)のことである。
そこから派生してプロデューサー(アイマスP)の中に蓄積された思い出がなにかをきっかけにリフレインすることとして「思い出ボムが爆発した」などと呼ばれる。
要は昔の思い出に浸っている状態だと思ってもらえば。
頭ミリオン
頭ミリオンとは「なんだかすごいけれど方向性が明らかにおかしい」奇行に対して使われる言葉。ミリオンライブ運営に対して使われることが多い。
「なんでそう変な方向にばかり思い切りがいいのよ!」というネットミームに近い意味を持つ。
例として「プロデューサーが小籠包を食べていたら呪いにかかって倒れてしまう」というイベントの導入だったり、「新しい時代への挑戦がテーマでチュパカブラになりきって断崖絶壁を登るような雰囲気のハードコアテクノ」という視聴者を巻き込んだ楽曲発注だったりがある。
また、「ドアを開けてみると、そこはジャングルだった」というウンババ構文が異常だということに内側からでは気付けなくなるほど毒されていく現象も見られる。
ウサミン星
アイマスPの間ではウサミン星 = 千葉県として用いられることがある。
ウサミン星はシンデレラガールズの安部菜々(ウサミン)の出身地としてプロフィール設定されている星であるが、「電車で向かえば1時間」など妙に生々しい設定がされている。
考察内容については省略するが、ウサミン星は千葉県にあるとされており、さらには津田沼ではないかというところまで絞られている。(Googleマップで「ウサミン星」を検索すると津田沼駅がヒットする時期もあった)
バルログ持ち
ペンライト(サイリウム)を指の間に挟んで片手で3,4本持つことをバルログ持ちと呼ぶ。ストリートファイターのキャラであるバルログの鉤爪に見えることからこの名前がつけられた。
他のアニメ系ライブでは片手に2本までのルールがあったり大きいペンライトで応援することが多いのでバルログ持ちはアイマス現場くらいでしか見ないかと思われる。
ステージの演者の数に合わせて複数の色をセッティングするパターンもあれば、担当(推し)アイドルのペンライトだけ8本持って推しアピールをするというパターンも見られる。
多々買い
ライブのチケット応募のために対象CDを大量に買う行為を指して多々買い(たたかい)と呼ぶ風潮があった。
今では最速先行がアソビストアプレミアム申込なことがほとんどのため同じCDを大量に買うことはなくなった。
当時は1人で50枚以上買うようなこともあり、ライブチケットの申し込みはまさに戦いだった。
さいごに
いかがだったでしょうか?
冒頭にもお伝えした通り、個人の解釈が入っている部分もあるかと思うのでくれぐれも参考として見ていただければと思います。
また、抜けている部分でこういうワードや文化もあったよというのがあれば教えていただけると助かります。
ではでは。