でもこれでようやく主演公演が始まったんだな
— せつ&P (@tatitutetotato) October 12, 2025
11thライブが延期となり1年、今回の12thライブで主演制公演がスタートしました。
今回は主演制公演が初お披露目ということで、主演制公演がライブにいったいどんな影響を与えているのか?という部分も含めてライブの感想を書いていきます。
目次
主演制公演の感想
10thライブが終わって、ミリオンスターズの各アイドルが主演(センター)となって公演を繋げていくという挑戦が始まりましたが、
そもそもこれ全員終わるのに何年かかるの?
とか
当日に主演1人が欠けたら決行できなくなるのリスクが高すぎる
みたいな懸念を感じる未知のチャレンジ…
「未知にチャレンジがミリオンスタイル」とのことらしいですが、それにしてもロックすぎる…。一生付いていくしかないじゃないの…。
新しい挑戦と緊張感
ということでようやく迎えた12thライブ。
10thAct-4公演という39人が全員集合して今までの集大成とも呼べるライブでは並々ならぬ緊張感があったかと思います。
実際に「この公演のあとで普通にライブをやってしまうとダレてしまうのでは?」という懸念もありましたが、そこは運営がプレッシャーの方向を転換してきた印象。
それが主演制公演で、主演に選ばれた演者と主演を担当に持つプロデューサーはAct-4以上に気合いが入ったことでしょう(?)
公演前のミリラジなんかでも主演の2人はすごく気合いが入ってるというお話もありましたし、ライブMCではそんな主演をサポートするぞという他メンバーからの気概も感じ、新しい刺激のある公演であることは間違いないと思いました。
数あるライブのひとつではなく、“主演公演は1回しかない”というのは演者にとっても参加者(観客)に取っても真剣にならないと行けないので自ずと気が引き締まります。
参加者(観客)的にも、普段のライブと違ってDAY1とDAY2のあいだで傾向があまり読めない(曲数とかMCのタイミングとかは読めるけど)ので、程よい緊張感を持って観戦することができたかなと思います。
ライブBDにはライブメイキング映像も付いてくるようなので、主演の演者さんのがんばりなど、いいものが観られそうな気がします。
また、主演制公演の特徴としては普段のライブではできない演出もできたというところが大きなインパクトを与えたのではないでしょうか。
「花ざかりWeekend✿」のさいごの演出は主役にのみ与えられた特権という雰囲気を感じましたし、「Get lol! Get lol! SONG」をみんなで合唱というのもその日のコンセプトをわかりやすく表現していたと感じました。さいごのソロ曲を全員で歌うというのもその曲の違った側面が見れたなという気持ちにさせてくれました。
お隣りのシンデレラガールズもデレステの周年タイミングなんかでコンセプトライブをやってたりしますが、それに似た自由さを感じられますね。コンセプトと参加者の趣味趣向がバッチリ合えばすごく思い出に残るライブになるポテンシャルを秘めていると思います。
もう少し特別感があっても…
ここからはちょっとネガティブな感想。
主演の色(カラー)が出ているライブかつ主演のみ特別な衣装という待遇はありましたが、よくも悪くもシアターの公演のひとつ、主演もメンバーのOne of Themといった印象で、もうひと押し特別感の出る演出があってもよかったのではないか?と思ったりもしました(まあ、担当的には今回の演出だけでも十分となるのかもしれませんが…)
主演の演者さんがしっかりと活躍しているのはわかるのですが、ガワのアイドル部分ももっと押し出していただきたい(いちばんガワのアイドルを感じたのがミリシタの留守電ボイスだったかも)。例えば最後のソロ曲披露前にアイドルのセリフで口上みたいなのを言ってくれるだけでもぎゅっと特別感を演出できると思うんですよね…。3rdライブツアーのThank You!前にリーダー2人がキャラのセリフで口上を述べるの好きなんですよ…(最終公演からは目を背けつつ…)
あと話題がそれて細かい話になりますが、新曲のソロは最初にやってほしいなと思いました(最後の締めでは聞き馴染みのあるソロ曲のほうを聴きたいなと思った)。
ライブ初出しの新曲はあくまで関係値0の曲なので前後の流れをどうしてもリセットしてしまうなというのがあります(フィギュアスケートで例えると見栄えはいいけど得点にはならないワザみたいな感覚)
終わり良ければ全て良し理論で、終盤にはみんなが知ってる曲を撃ってきてほしいという気持ちはありました。あと新曲はその日の公演のエッセンスを抽出した曲でもあると思うので公演の最初に披露することでその日の公演の雰囲気を説明するのにも役立つのでは?思ったりもします。
北上麗花公演(DAY1)の感想

ここからは各公演ごとの細かい感想。
夢にかけるRainbow、主演制公演の開演前BGMが「私のストーリー 主役はただ一人」を謳うこの曲なのが電流(緊張感)走りましたね…。あとは後出しにはなりますがこの日の衣装が虹色のグラデーションだったというのもなにか感じるものがあったりなかったり…?
麗花さん主演の「ありのままに。」公演ですが、どう解釈するのが正解ですかね?
正直なところ「変化球もあったけど普通のいいライブだったな」くらいの感想なんですけど、正解?違う?
【ミリオン12th】「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 12thLIVE DAY1 ありのままに。」ご来場・ご視聴いただきありがとうございました!!本日のセットリスト&告知内容まとめはこちら! #ミリオン12th_day1 #idolmaster https://t.co/RyuAuDzBT2
— アイドルマスター公式 (@imas_official) October 11, 2025
衣装は麗花さんが緑で、その他6色で虹のグラデーションを表現してたようですが、肝心の首周りがシースルー素材(?)だったせいか赤以外の色が遠目から識別できなくて視認性はよくなかったです…。
セトリに隠しワードを仕込むためにThe world is all one !!や追憶のサンドグラスがブロック最初にいきなり飛んでくるのは驚きを通り越して宇宙に飛び立ってしまいましたが、遊び心のある麗花さんらしいと言えばらしいかも…。
ランニング・ハイッ → 春風満帆スターティング → Supersonic Booster!、この辺りは次のブロックのふたり繋ぐ星座も含めてアウトドアっぽいイメージ?春風満帆スターティングは何度聴いてもいいですからね。からのSupersonic Booster!のイントロで膝がなくなりました(唐突に流れるシーズン曲が好き)
待ちぼうけのLacrimaからリフレインキスの流れはどうしてそうなった…(T o T)と笑ってました(笑ってないです)。その次のpiece of cakeを間に挟んでほしかったけど、主演曲なのともともとpiece of cakeの予定じゃなかったからどうしようもなかったんでしょうかね…。
君のままで、「ありのままで。」公演だからタイトルを見ればすごくわかる選曲ですが、そもそもこの曲の存在を完全に忘れておりましたよ…。オリジナルverはアニマス円盤の5巻、春香ソロverは「生っすかSPECIAL カーテンコール」というCDに収録されております。君のままでが斬新すぎて次のバトンタッチが実家のような安心感でした。
赤い世界が消える頃、今回の公演は非オリジナルメンバーで披露することが多い印象でしたが、何度も歌ってきてるオリジナルメンバー(平山さん、近藤さん、阿部さん)からしか得られないエネルギー(迫力)があるように感じられました。
Welcome!!、途中でいきなりWelcome!!がぶちこまれるライブが楽しくないわけないじゃないですか!!掛け声パートのさいごが麗花さんの「わさんぼーん」になってるところもよかったですね。
My Evolution、個人的には初めて演者の4人披露が観れて楽しかったです。さいごのラッシュは煽り倒してなんぼ。オリジナル披露も何卒。
花ざかりWeekend✿、主演、満を持して登場!おまえが主役だと言わせんばかりの存在感。いわゆるぴらみ砲から追加で特大フェイクと新しいエボリューションを果たしていてすごかった。
Irodori、新曲は会場でなかなか歌詞を聞き取れないためなんかよさそうな曲だなくらいに思ってましたが、配信で聴いてみると歌詞が北上麗花さんって感じで好き。ライブ終わってから繰り返し聴いてます。
FIND YOUR WIND!、全員で合唱してると歌詞のよさを感じられる曲だった。
Flyers!!!、さいごに披露されるFlyers!!!はいいぞ!!
桜守歌織公演(DAY2)の感想

テーマが「音楽教室」ということで、DAY1よりはわかりやすくなった印象。とはいえ最近は一切予習をしないで臨むことが多いので「MUSIC♪」一点掛けとさせていただきました。
歌織先生が生徒にお歌を教えるというエピソードでしたが、生徒に悪ガキが多すぎて歌織先生が手を焼いてたのが印象的でした。しかしそんな悪ガキたちにも優しく接する歌織先生の姿を見てこの先生に教わりたい人生だったと思わない奴はいません。
Contrastet、「2曲連続パターン!そういうのもあるのか」からの「途中から全員集合!そういうのもあるのか」と捨てるデータがない中でもデータを捨ててました。みんなで大合唱よかった…。
Get lol! Get lol! SONG、ここから発声練習と言われて会場が「ざわ…ざわ…」としてたところに、「げろ…げろ…」の音。よかった。
Helloコンチェルト → サンリズム・オーケストラ♪ → Eternal Harmony、音楽がテーマの楽曲繋ぎという文脈もありつつ音脈も違和感がなくて今回いちばん好きな流れ。もう1曲追加で畳み込まれてたら酸素が足りなくなって絶命してた。サンリズム・オーケストラ♪の愛美さんがよすぎたね。
瞳の中のシリウス、ここから誕生日順での組分け。さすがに誕生日順だと勘のいいひとしか気づけないだろうけど事前に組分け内容を教えてくれるのは新鮮でした。大関さん郁原さんの1stライブ参加者2人で瞳の中のシリウスを歌うのは感慨深いものあり。このブロックはバラード縛りだったので事前にMCで着座を促してくれたらよかったなとも思った(一人だけ座ると周りの人に音を吸収されてこもって聞こえてくるので)
Parade d’amour、この曲は何パターンでもやってもらっていいですからね。でもまさかオスカーが翼になるとは思わなかったし、山崎はるかさんはデュオ披露のNO CURRY NO LIFEから2連続参加ということでノリがよすぎる…。エレナのアリエルは意外とハマり役な気がしました。
White Vows、TIntMe!の3人で揃うから何をやるかと思えば突然現れる破壊兵器。「出会ってくれて、ありがとう」で、出会った頃(メモリアルコミュらへん)を思い出してP泣きするかと思ったのですが、P泣きを通り越して親泣きをしてしまいました。きみたちにはまだはやい。
MUSIC♪、結局アンコールまで765AS楽曲のカバーが1曲もなくて「麗花公演の普通のライブって実は普通ではなかったのでは??」と思いかけてたところでようやく来てくれた。直前のMCでは「最高のハーモニー」(Harmony 4 You)だとか「ありがとうの百万倍」(Thank You!)だとか「エックスからのクロッシング」(Crossing!)みたいなワードが飛び交ってたのでどれが来てもおかしくはありませんでしたが、MUSIC♪もかなり妥当な選曲です。いちばん最初にアイマスの現地ライブに参加したときもライブのいちばんさいごにMUSIC♪が流れて会場中で大合唱した記憶が蘇ってきました。
開演前メモ(おまけ)

飛田給(とびたきゅ)よ! “ひゃくまん”の想いのせて

ラブライブの植民地であることを示す看板

DAY1は雨、雨といえばミリオンライブ

カードフォリオの絵柄がよすぎる

「静香のうどん粉生地で包んだもちもち和風カレーパン」 うどん粉だからかうどーなつのようなカリモチ感(実はうどーなつを食べたことがない)。豚バラの入った蕎麦屋のカレーのような出汁感も特徴的でした

フードの特典

DAY1のときに調布市民スポーツまつりということで味の素スタジアムが開放されていました。【秘密のアディショナルタイム 横山 奈緒】の聖地だそうです

武蔵野の森総合スポーツプラザ…!!お前、武蔵野の森総合スポーツプラザだよな…!?え…今は京王アリーナTOKYO…?昔の俺と一緒にしないでくれ…だって?うるせえ!!

飛田給から2駅離れた調布駅は居酒屋や飲食店が多くて打ち上げとかに便利でした。周辺にもっとホテルが増えてほしいかも